フェスタリアHDの中間期決算は最終利益が138%増
ジュエリーの小売・製造を手掛けるフェスタリアホールディングス(以下、フェスタリアHD)は4月11日、2025年8月期の中間期決算を発表した。売上高は46億9700万円(前年同期比5.6%増)、営業利益は1億4000万円(同130.8%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は8200万円(同138.1%増)と増収増益だった。
国内事業は、店舗人材の採用と育成が進んだことで一人当たりの売上高が前年同期から9.4%増加した。また、主力商品である「Wish upon a star」を中心に販売価格や商品ラインアップを見直したことで客数も同9.4%と増加した。フェスタリアHDは、ウェブ上でデザインをカスタマイズできるサービス「3D カスタマイズシステム」を展開しているが、ブライダル販売において成約率の向上に繋がった。また、台湾などの海外事業も増収増益だった。
フェスタリアHDの2025年8月期の連結業績予想は、売上高は94億円(前年比1.0%増)、営業利益は3億2000万円(同18.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億5000万円(同7.9%増)としている。フェスタリアHDの連結子会社のサダマツは、第3四半期に約5600万円の補助金を営業外収益に計上する予定だ。