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【ふるさと納税】どこがいい? 何が人気? トレンドランキング2024【年内〆切】

特選街web

「ふるさと納税」を活用していますか? 一昨年から始めた筆者も気になる、ふるさと納税人気サイト・カテゴリー別ランキングトレンド+αをご紹介します。

「さとふる」2024年ふるさと納税トレンドお礼品のトレンド情報

ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」https://www.satofull.jp/ の2024年お礼品情報より、気になるものをまとめてみました。

物価高の影響で、「日常で使用するお礼品」の人気が高まる

「さとふる」の「2024年ふるさと納税お礼品人気ランキング(速報版)」では、5位にトイレットペーパー、6位にティッシュペーパーのお礼品がランクイン。

カテゴリ別ランキングでは、2019年には77位、2023年は18位だった「トイレットペーパー」が6位に急上昇する結果となりました。

「肉」カテゴリの中で、「切り落とし」とタイトルにつくお礼品への寄付件数(今年1月~8月)は、2019年の同時期と比較して約2.5倍に増加。

【さとふる限定】艶さし!【A4~A5】佐賀牛切り落とし 1kg(500g×2p)

[佐賀県吉野ヶ里町] 寄付金額:9,000円

また、「小分け」がタイトルにつくお礼品の同期間への寄付件数も2019年に比べて約30倍、前年同期比で1.4倍以上に増加しています。

これは、冷凍保存して少しずつ使用することができるため、日常生活の中で使用頻度の高いお礼品を選ぶ方が増えたのではないかとみています。

[下妻工場直送]国産豚肉こま切れ3kg(250g×12パック)

[茨城県下妻市] 寄付金額:12,000円

今年8月の「米」カテゴリお礼品への寄付件数は、前年同月比で1.8倍に増加し、8月の検索キーワードランキングでは上位5位までのほとんどを、「米」に関連したキーワードが占めたそうです。

特別栽培米南魚沼産こしひかり「ふんわりパックごはん200g×10個」

[新潟県南魚沼市] 寄付金額:11,000円

また、「定期便」カテゴリの中で「米」に関連したお礼品への8月の寄付件数は、前年同月比で2倍以上に増加し、1月~8月の「パックご飯」への寄付件数も、前年同期比で1.5倍以上に増加するなど、米不足を背景に、スーパーマーケットなどで米を入手しにくくなり、ふるさと納税で「米」に関連したお礼品を求める人が急増する結果になりました。

災害が多かった2024年は「防災グッズ」関連お礼品への寄付件数が急増

ふるさと 10年保存水「飲むおんせんベール」500ml(24本入)

[神奈川県中井町] 寄付金額:10,000円

赤ちゃんのミルクにも使える軟水で、10年以上の賞味期限があるため、非常時の保存水としても。

非常用圧縮毛布

[兵庫県多可町] 寄付金額:10,000円

A4サイズに圧縮されているため、リュックなどに入れて備えられるといいます。

「さとふるのあとから選べるお礼品」

「さとふるのあとから選べるお礼品」は、2024年4月17日に開始した新サービス。対象の自治体に寄付すると受け取れる「お礼品交換チケット」を、寄付した自治体が対象としているお礼品に交換できるというもの。

忙しい年末に駆け込みするよりは、年内に寄付したい自治体を選んで「お礼品交換チケット」を受け取っておけば、翌年以降にお礼品をゆっくり選ぶことができます。

オリコン顧客満足度調査 総合ランキング1位は「ANAのふるさと納税」

株式会社oricon MEが利用者を対象に行った、2024年 オリコン「ふるさと納税サイト」「顧客満足度®」調査総合ランキング結果です(2024年9月2日付)。

満足度の高い「ふるさと納税サイト」ベスト6

1位:「ANA」のふるさと納税

2年連続3度目の総合1位で、「サイトの使いやすさ」では6年連続1位。

2位:「さとふる」

CMでおなじみの「さとふる」は、前回の5位から2位にランクアップ。年代別では「20代」「30代」「40代」「60代以上」で1位に。

3位:「楽天ふるさと納税」

返礼品の魅力や、初めてのふるさと納税部門で2年連続1位を獲得。

4位:「ふるなび」

5位:「ふるさとチョイス」

6位:「AU payふるさと納税」

2024年 オリコン顧客満足度®調査 ふるさと納税サイト 部門別「肉類」「魚介類」「米」カテゴリーランキング結果

返礼金に「肉類」「魚介類」「米」を申し込んだ方を対象にしたランキングです。

「肉」部門1位:「楽天ふるさと納税」…初めて1位に。

「魚介」部門1位:「ふるさとチョイス」…3年連続が1位に。

「米」部門1位:「ふるなび」…初めて1位に。

《参考資料》「ふるさと納税に関する現況調査」

2024年8月2日に発表された総務省「ふるさと納税に関する現況調査結果」によると、2023年度(2023年4月1日~2024年3月31日)のふるさと納税の受入額は、対前年度比1,520億円以上(約1.2倍)増加となる約1兆1,175億円に上り、金額・件数ともに過去最高を更新しています。

出典:総務省「ふるさと納税に関する現況調査結果(令和6年度実施)」 ふるさと納税の受入額及び受入件数の推移(全国計)

総務省:https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/080430_2_kojin.html

ふるさと納税の申し込みが殺到するのは年末

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」によると、その年の寄付の期限は12月31日なので、寄付は年末に盛り上がり、年間寄付の5割以上が11月と12月に集中するそうです。

ふるさとチョイス公式サイト https://www.furusato-tax.jp/

どうせ納めるなら日頃の食費や生活費として役立てたい「ふるさと納税」

個人事業主である筆者も一昨年から始めました。ただ昨年は年末に急いで申し込んだため、単価の高いものを選んでしまったので、今年はギリギリを避け、日常生活で使える有意義なものを選びたいです。

筆者は昨年、果物定期便・冷凍ほたて・いくら・お米などを寄付しました。地域はさまざまで、楽天グループユーザーなので「楽天ふるさと納税」サイトを活用しています。今年はまだ途中ですが、昨年買って良かった冷凍ほたてと、ブランド豚のみそ漬け、梨です。

年末に滑り込みで急いで申し込んだので大変でしたが、おかげで税金が口座振替されるのではなく、日頃の食費としておいしく楽しむことができたので、本当にやってよかったです。

ただちょっと心残りなのは、「オリーブオイル」です。値上がりする前に寄付しておけばよかったです。また、気になるけれど挑戦できていないのは、トラベルものです。

「寄付上限額」のカンタンな調べ方

総務省 ふるさと納税ポータルサイトに、控除額の計算式や、早見表PDFもあるので、参考にしてみてください。また、各ふるさと納税サイトにもシュミレーターもあります。

例えば私も活用している「楽天ふるさと納税」ですと、サイト内に「寄付上限額が3STEPでわかる!」かんたんシミュレーター(2024年分)があり、質問に答えていくだけで予想額をカンタンに算出できるます。なお、シミュレーターの対象者は「給与所得者」で、金額は目安です。ただ筆者も昨年やってみましたが、想定内でした。

「楽天ふるさと納税」寄付上限額が3STEPでわかる!「かんたんシミュレーター」

公式サイトより

「ふるさと納税で自己負担額が2,000円を超えずに寄付できる限度額の目安を、年収と家族構成から簡単に計算できるツールです。寄付金額を検討する際のご参考としてご活用ください。ふるさと納税は、所得のある方ならどなたでも簡単に利用できる制度です。寄付限度額の目安が分かったら、ふるさと納税トップページから返礼品を選んで寄付してみましょう」

(出典:「楽天ふるさと納税」より)

その他「ふるさと納税」を活用する上で知っておきたいこと

「控除証明書」による確定申告が必要

所得税・住民税から「ふるさと納税」の控除を受けるためには、原則、確定申告を行う必要があるため、「寄付金受領証明書」をもらい、大切に保管しましょう。また、給与所得者等は基本的に確定申告は不要ですが、ふるさと納税を行う際、あらかじめ申請することで確定申告が不要になる「ふるさと納税ワンストップ特例制度」もあります。

ふるさと納税のしくみ

ふるさと納税とは、自分の選んだ自治体に寄附(ふるさと納税)を行った場合に、寄附額のうち2,000円を越える部分について、所得税と住民税から原則として全額が控除される制度です(一定の上限はあります)。

例えば、年収700万円の給与所得者の方で扶養家族が配偶者のみの場合、30,000円のふるさと納税を行うと、2,000円を超える部分である28,000円(30,000円-2,000円)がすでに納めた所得税と翌年納める住民税から控除されます。

また、自分の生まれ育った故郷だけでなく、お世話になった自治体や応援したい自治体等、どの自治体でもふるさと納税の対象になります。

(「総務省ふるさと納税ポータルサイト ふるさと納税のしくみ」より)

「ふるさと納税」は何のためにあるの?

そもそも「ふるさと納税」は何のためにあるのでしょうか。総務省「ふるさと納税の理念」によると、以下のとおりです。

「地方で生まれ育ち都会に出てきた方には、誰でもふるさとへ恩返ししたい想いがあるのではないでしょうか。育ててくれた、支えてくれた、一人前にしてくれた、ふるさとへ。

都会で暮らすようになり、仕事に就き、納税し始めると、住んでいる自治体に納税することになります。税制を通じてふるさとへ貢献する仕組みができないか。そのような想いのもと、「ふるさと納税」は導入されました」

※ふるさと納税制度は毎年変更する可能性があるため、総務省のウェブサイトなどで最新の情報を確認するようにしましょう。

「総務省 ふるさと納税 ポータルサイト より」

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