焼いてから味付けで楽しめる!厚揚げチーズ大葉はさみ焼き
おつまみおかず!厚揚げチーズ大葉はさみ焼き
左:明太マヨネーズ味/右:甘辛しょうゆ味
調理時間:15分
材料3つで簡単に作れ、おかずにもおつまみにもなるレシピです。焼いたあとにお好みの調味料で仕上げたりトッピングしたりでき、バリエーション豊富な味付けが可能。焼いてから切り分け、それぞれ異なる味付けをすれば、ひと品で家族全員が楽めるひと品になりますよ。お酒にもごはんにも合うのが魅力です。
材料(2~4人分)
厚揚げ:2枚(計250~300g)
大葉:4枚
スライスチーズ:2枚
コツ・ポイント
キッチンペーパーで厚揚げ表面の油を拭く
両面がカリッとするまでじっくり焼く
作り方
表面をキッチンペーパーで拭く
厚揚げの表面をキッチンペーパーでやさしく押さえて油を拭きます。
【ポイント】
厚揚げの油抜きはキッチンペーパーで手軽にすませましょう。表面の油を拭くだけで油っぽさが軽減し、カリッと香ばしく焼けます。
半分に切って切り込みを入れる
厚揚げを半分に切って断面に切り込みを深く入れます。完全に切らないように注意します。長方形にしたい場合は縦に半分、三角形にしたい場合は対角線に切ってください。
【ポイント】
切り込みは厚揚げを完全に切らないように入れましょう。ポケット状の切り込みにすることで大葉とスライスチーズが収まり、焼いている間にあふれにくくなります。
大葉とスライスチーズを入れる
断面の切り込みに大葉を押し込みます。スライスチーズを半分に切ってから詰めやすい大きさに折りたたんで大葉の上から押し込みます。
【ポイント】
絹豆腐の厚揚げを使う場合は、片手でそっと切り込みを開きながら、大葉とスライスチーズをやさしく押し込みましょう。崩れやすい厚揚げでも、大葉の上からスライスチーズを重ねるようにすると簡単に押し込めます。
フライパンでじっくり焼く
フライパンに厚揚げを並べ、弱めの中火で5分以上じっくり焼きます。スライスチーズが溶けてきて、表面がカリッと香ばしく仕上がれば完成です。
【ポイント】
弱めの中火で時間をかけて焼きましょう。強火で焼くと厚揚げに熱が入ってスライスチーズがとろける前に表面が焦げてしまいます。
焼けたあとの味付けで楽しめる!
カリッと香ばしく焼いたら、お好みの味付けやトッピングで楽しみましょう。シンプルにしょうゆやポン酢しょうゆ、しょうが(おろし)、大根おろしなどを添えるだけでもおいしいですよ。
がっつり系のおかずにしたい場合の味付けや、おつまみにしたい場合のトッピングを参考にしてみてください。家族全員でバリエーション豊かな厚揚げチーズ大葉はさみ焼きを味わいましょう。
おかず向けの味付け
お弁当のおかずや食卓の献立に加える場合は、しょうゆとみりんで甘辛く味付けする食べ方がおすすめです。しっかり調味料を絡めたい場合や照りを出したい場合は、焼く前の厚揚げの表面にまんべんなく片栗粉をまぶしてください。片栗粉をまぶすことで調味料が絡みやすくなります。
しょうゆとみりんを「1:2」の割合でフライパンに加え、汁気が飛ぶまで厚揚げを返しながら絡めて仕上げましょう。食べやすいひと口サイズにしたい場合は、厚揚げを2cm角程度の角切りにしてから調味料と絡めてください。粗挽き黒こしょうもよく合います。
おつまみ向けの味付け
おつまみとして楽しみたい場合は、明太マヨネーズや大根おろし、納豆などお好みのトッピングで味付けしましょう。明太マヨネーズはのせるだけで刺激的な辛さとコクが加わり、スライスチーズともよく合います。明太子1本とマヨネーズ大さじ2杯を混ぜて明太マヨネーズを作り、厚揚げに塗るだけで作れます。
あっさり食べたいときは、大根おろしとポン酢しょうゆをかけるのがおすすめ。納豆好きな方は、厚揚げをひと口サイズの角切りにしてから納豆と絡める食べ方に挑戦してみてはいかがでしょう。かつおぶしやねぎだれなどもよく合います。
「厚揚げチーズ大葉はさみ焼き」のQ&A
Q1. チーズがはみ出てしまった
焼いている間にチーズがあふれ出てくる場合は、フライ返しで厚揚げの側面にくっつけながら焼いてください。盛り付ける際に、あふれ出たチーズをフライ返しで厚揚げにくっつけるだけでも十分です。
Q2. 厚揚げを崩れさせないためにはどうすればよい?
厚揚げは絹でも木綿でも崩れにくいのが特徴ですが、やわらかい絹の厚揚げを使う場合は注意が必要です。大葉とスライスチーズをはさむときはそっとやさしい力で作業してください。
Q3. スライスチーズ以外のおすすめは?
お好みのチーズを使ってみてください。モッツァレラチーズを使うとあっさり、チェダーチーズを使うと濃厚、カマンベールチーズを使うとクリーミーに仕上がります。
Q4. トースターでも焼ける?
トースターでも焼けます。天板にアルミホイルを敷き、厚揚げを並べて焼きましょう。200℃か800~1000Wで5分ほど焼いてください。こまめに表面の焼き色をチェックしながら焼き、焦げないよう注意するのがポイントです。
Q5. 厚揚げの油抜きは絶対に必要?
油抜きは必須ではありませんが、油抜きをしておいたほうが油っぽさが軽減して大葉の香りが際立ちます。キッチンペーパーで拭くだけの方法は、ゆでたり熱湯をかけたりするよりも時短できるので、ぜひお試しください。油っぽさや匂いが気になる場合は、湯を用意して1分ゆでる、もしくは熱湯をまわしかける方法がおすすめです。
お好みの味付けで厚揚げチーズ大葉はさみ焼きを堪能しましょう
濃厚なチーズのコクがさわやかな大葉の風味を引き立て、もっちり弾力のある厚揚げと相性抜群です。熱々のうちに食べるとチーズが伸びる食感も楽しめます。
しょうゆとみりんで味付けしたはさみ焼きは、甘辛さがクセになって箸が止まらなくなる味わい。明太マヨネーズを塗ったはさみ焼きは、クリーミーなマヨネーズのコクと、明太子のピリッと刺激的な辛さが絶妙です。幅広いアレンジが楽しめるので、ぜひお好みの味付けやトッピングで堪能してください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
ライター:Uli(フードコーディネーター/パンシェルジュ/薬膳アドバイザー/レシピライター)