動物園マスターとスペシャルゲスト・加藤諒さんが伝授!一風変わった動物園の楽しみ方|地球派宣言
今回は月に一度の企画。
8カ所の動物園の年間パスポートを持ち、年間170回訪れる動物園マスター 野崎浩貴(のざきひろたか)さんに、ちょっと変わった動物園の楽しみ方を教えてもらいます。
開園から今年で53年目。
およそ140種類を飼育する西日本最大級の動物園、安佐動物公園を舞台に学んでいきます。
今回は動物園マスター野崎さんに加え、プライベートで親交が深いスペシャルゲストが登場!
俳優、タレントとテレビを中心にマルチに活躍する加藤諒さんです。
野崎さんと一緒に動物園にも行くそうで……
野崎さんと共に動物園に行き、楽しさを知ったことがきっかけで1人で動物園に行くようになったそう。
そんな加藤さんは、安佐動物公園に来るのは初めて。
そこで、日本ではここでしか見られない、マルミミゾウのコーナーへ行くことに。
普段、マルミミゾウのお世話をしている飼育係の原さんにお話を伺います。
野生では、アフリカの草原地帯に生息するマルミミゾウ。
密猟や生息環境の破壊によって、現在は絶滅危惧種に指定されています。
安佐動物公園では、貴重なマルミミゾウの種の保存のため、オスとメスのペアを飼育しているのですが、この度……
今年8月に、国内初となる妊娠が確認されたのです。
その1カ月後のエコー検査の結果を見てみると、背骨が確認されました。順調に育っているようです。
通常、ゾウの妊娠期間は20~22カ月といわれているため、うまくいけば、来年の8~10月に出産を迎えるのではないかと原さんは言います。
生まれてくる赤ちゃんも楽しみですが、動物園にはほかにも、いろいろな楽しみ方があるんです。
まずは年間170回動物園に通う動物園マスター野崎さんの楽しみ方は、「何度も推しを見に来る」 「のんびり眺める」 「高齢の動物と過ごす」 の3つ。
一方、加藤さんは、「飼育員との交流」。
動物たちと一番近い距離にいるからこそ見えていることや、推しの動物の健康状態なども知っている飼育員と話すことも楽しみ方の1つなんだとか。
飼育員の愛情が絶え間なく注がれた動物たち。
その中には、貴重な動物も多く、動物園は大きな学びの場にもなっています。
「絶滅危惧種の動物を見て学べる場所は動物園くらいしかない。そこから野生の環境を知るきっかけにもなる。動物園は学びの場所として大切」と野崎さん。
加藤さんも「絶滅危惧種の動物たちが繁殖して次の世代につながっていく場としても動物園は大切」と語りました。
広島ホームテレビ『ピタニュー』
地球派宣言コーナー(2024年10月30日放送)