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お湯が出るまでの「捨て水」がもったいない→もうムダにしない“3つの節約&活用法”「ただ流すのは損!」

saita

お湯が出るまでの「捨て水」がもったいない→もうムダにしない“3つの節約&活用法”「ただ流すのは損!」

節約生活スペシャリストの三木ちなです。寒い冬は、洗顔や食器洗いなど何をするにも温水が欠かせません。しかし、蛇口をひねって温かいお湯が出るまでの間に出る冷たい水(捨て水)が出てしまいますよね。ただ流すのは、もったいなく感じませんか? そこで今回は、わたしが実践している、蛇口をひねると最初に出る「冷たい水(捨て水)の活用法」をご紹介します。

1.掃除に使う

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捨て水が出ている間、ただ流れていくのを見ているだけの状態は、水はもちろん時間ももったいないです!
せっかく流れてしまうのなら、掃除に使うのが効率的。朝顔を洗うときに出る捨て水は洗面台の掃除に、キッチンの捨て水はシンクの掃除に使うと、時間と水を節約できます。しかも、家がピカピカになって一石二鳥です。
捨て水を掃除に活用するルーティンがつくと、水まわりに汚れを溜めない習慣がつきます。ふだんの掃除もラクになるので、少しだけ水の冷たさを我慢して試してみてください。

2.手洗いに使う

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さまざまな感染症が流行する冬は、手洗いを習慣づけることも大切。捨て水を利用して手洗いするのも、個人的にはおすすめの使い道です。水は多少冷たいけれど、徐々に水温が上がってお湯が出るので、洗い終わるころには手が温まります。
「捨て水で手洗いする」を当たり前の習慣にすれば、水をただ流しっぱなしにすることもなく、しっかり手を洗うことができて風邪予防になりますよ。

3.加湿器の補充に使う

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空気が乾燥する冬の間は、加湿器が便利ですよね。蛇口から出る冷たい捨て水は、加湿器の補充水に使うのもおすすめ! 「手洗いや掃除に使うのは手が冷えてツライ……」という方でも、すぐに実践できる活用法です。
このほか、食器洗いのすすぎ用・つけ置き用として洗い桶に溜めておくのもひとつ。加湿器のタンクはもちろん、“流さずに溜める”のも捨て水の賢い使い道です。

貴重な「捨て水」を上手に活用して

捨て水の量は、給湯器から蛇口までの距離や配管の太さによって変わります。すぐにお湯が出るものもあれば、湯待ち時間を要するものまでさまざまです。
どちらにしても、お湯に切り替わる間に出る水をただ流すのはもったいない! 貴重な資源をムダなく使って、節水につなげましょう。

三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア

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