区安協 飲酒運転防止を呼び掛け イオンでキャンペーン
保土ケ谷交通安全協会(板橋悟会長)は「年末の交通事故防止運動」(12月11日から20日)に先駆け、6日にイオン天王町ショッピングセンター周辺で飲酒事故防止キャンペーンを行った。
この日は、保土ケ谷警察署、区役所、保土ケ谷交通安全母の会など約20人が参加。板橋会長は「統計を見ると横浜市内の飲酒運転事故は多い。保土ケ谷区も例外ではない。酒類を飲む機会が増える12月は特に注意をしなくてはならない」と話し、「本人ではなく家族に向けてハンドルキーパー運動について呼び掛けましょう」と参加者へ呼び掛けた。
キャンペーンでは「つけましょう反射材&光らせましょうLEDライト」などと書かれた啓発チラシを同店利用者らに配付した。啓発チラシを受け取った鈴木智美さん(仏向町在住)は「主人が飲んだ時は私が迎えに行っている。飲酒運転は絶対にしてはいけない」と話した。
同署交通課によると、今年区内で発生した交通死亡事故は3件(11月末現在)で、そのうち2件は歩行者の信号無視だったという。同課担当者は「ドライバーはもちろん、歩行者側も十分に注意をしなくてはならない」とした。