猫たちの〝謎ルール〟に2.1万人がキョトン カメラを向けると、何故か「ある場所」へ移動して...
読者の皆さんには、写真を撮られる時の「マイルール」があるだろうか。
指は必ずピースサインにするとか、歯は見せないで微笑むとか、それぞれこだわりがあるかもしれない。
そしてそれは、人間だけでなく猫の世界でも同じようだ。
こちらは、三重県在住のイラストレーターで、飼い猫との日常を描いたエッセイ漫画「黒猫ろんと暮らしたら」の著者・AKR(@bou128)さんが2024年10月27日に投稿した画像。
縦に並べられた2枚には、それぞれに黒猫と三毛猫が写っている。そして、どちらもその横に置かれているのは......お酒だ。
なぜ、猫とお酒のツーショットなのか。AKRさんはこう説明している。
「カメラ持ってきて写真撮ろうとすると何故か酒の横に移動して一緒に写ろうとする 謎のこだわりがあるらしい」
ニャンと! 猫さんたちの自発的なこだわりだったのか!
「お酒の横だとなぜか大人しい」
10月31日、Jタウンネット記者の取材に応じたAKRさんによると、「月桂冠」のパックと並んでいるのは「ろん」(10歳、オス)。「知心剣」の箱と並んでいるのは「みたらし」(2歳、メス)だ。
10月の半ば頃、新調したスマホのカメラ機能を確認するため、ろんさんにカメラを向けたところ......。
「ススス...と移動して日本酒のパックの横に鎮座し『キリッ』とした顔をしてくれたのでそのまま撮影しました」(AKRさん)
そしてみたらしさんも、AKRさんがカメラを片手に写真を撮ろうとすると、お酒の箱の横まで走っていって決め顔を披露してくれたそう。
一体なぜ、写真撮影となるとお酒の横に移動するのだろうか? その理由についてAKRさんは、
「先住猫のろんがお酒の横に『お座り』しがちなので、後輩のみたらしが似たような物で真似をしているのかなと想像しています」
と推察した。
普段の2匹はうろちょろと動き回るため、キリッとした顔で座っている彼らの写真を撮るのは難しい、とAKRさん。
しかし、お酒の横に座っているときはなぜかじっとしているため、写真も撮りやすいそうだ。
そのままそれぞれのお酒の広告に起用されても違和感が無さそうなツーショットに、X上では2万1000件をこえるいいね(11月1日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「CM 狙ってるのかな...?」 「こんなお酒のポスターあったら、飲めなくても買っちゃいます」 「AKRさんのお気に入りだと思って一緒に写ろうとしてるのかな?」
そんな反響を受け、AKRさんはこうも語った。
「フォロワーさんにかなり酒好きのイメージを与えそうなので、お酒の横じゃないところでも決め顔&決めポーズをしてくれるともっと嬉しいなあ...と勝手ながら思っています(笑)」(AKRさん)