四街道市役所 新庁舎の供用開始!利用者ファーストの工夫が盛り込まれました
「全ての人にやさしい庁舎」などを基本方針にした四街道市役所新庁舎の第1期工事が完了しました。
申請・発行・相談関係の課を1階に集約
第1期工事は2022年12月に始まり、今年8月に終了。
10月から鉄筋コンクリート造4階建ての新庁舎が供用開始となりました。
1階には申請、届出、証明書の発行や相談など利用者の多い社会福祉、保育、子育て、障がい者支援、年金など8つの課が集約し、一直線に窓口を並べています。
各課の名称と番号の大きな表示を目印に、行き先を探すことができます。
各種手続きなどが最小限の移動で済むように配慮され、市民からは「分りやすくなった」などの反響があるとか。
乳幼児を連れた利用者を配慮し、授乳室やキッズスペースも設置されています。
2、3階も各課が1列に配置。
また、車いすで利用できるバリアフリートイレや、視覚に障がいのある人を案内する音声誘導設備、聴覚に障がいのある人を支援する補聴設備や、緊急情報表示設備もあります。
3階に災害対策機能エコガラス利用も
災害対策室などは、万が一の浸水や地震に備え3階に集約して配置。
災害時に、ライフラインが断絶した状態でも応急対策活動などの業務を継続できるよう、72時間以上運転可能な非常用発電機を備えています。
4階の議場には市民に開かれた議会を目指し、親子連れで傍聴できる部屋を設けました。
また、ひさしや断熱性の高いエコガラスの利用や、高効率空調設備の採用。
LED照明、太陽光発電設備なども設置することで環境にやさしい庁舎としています。
「効率向上」など5つの基本方針を掲げる
老朽化した旧庁舎に代わって新庁舎建設の基本方針は、「防災拠点となる庁舎」「全ての人にやさしい庁舎」「環境と調和した庁舎」「経済性のある庁舎」「市民サービスや事務効率の向上をめざした庁舎」の5つ。
旧庁舎の本館解体工事などの第2期工事は2025年度に終了予定です。
※問い合わせ
電話番号/043-421-6210
四街道市管財課