終戦記念日に「団子汁供養」大津・妙典寺
食糧難だった戦時中の食事を象徴する団子汁を食べて平和のありがたさをかみしめる「感謝と反省のつどい」が終戦記念日の8月15日(木)、大津の妙典寺(井本学修住職)で行われる。雨天決行。
1982年に先々代住職が始めた同寺の恒例行事。小麦粉をこねた団子と輪切りのサツマイモをだし汁でゆで、参拝者に無料で提供する。コロナ禍の中断をはさみ、昨年は台風で中止となったため、5年ぶりの開催となる。
井本住職は「残念ながら世界ではいまだ争いが絶えない。『平和』とは何か、今私たちに何ができ、何を『反省』すべきかをあらためて考える一日になれば。命の尊さを次世代に語り継ぐためにも参加してほしい」と来場を呼び掛けている。
団子汁の提供は午前11時から。同11時50分から戦没者慰霊法要。「暗い社会を一瞬でも明るく笑って過ごして」と催すマジックショーは午前11時15分と午後0時40分の2回。キッチンカーの出店やヨーヨー釣り、スーパーボールすくいもある。TEL0791・43・9305。