地元歩き名所や防災学ぶ 寺尾地区でウォークラリー
寺尾地区で3月9日、地域を歩いて地元の名所などを学びながら、防災体験も行う「地域発見お楽しみウォークラリー」が初めて開かれた。
これは、同地区自治連合会と地区社協が共催したもの。多世代で楽しみながら地域への愛着を深め、防災の意識も高めてもらおうと企画した。
当日は好天にも恵まれ、親子連れなど300人以上が参加。配布されたウォークラリーの地図には、同連合会の7町会が設けたチェックポイントが示され、各ポイントで水消火器などの防災体験やクイズ、スポーツなど様々なイベントが。地域で採れた野菜などの土産も配られた。
また、地図には地域内のAED設置場所の紹介や、大本山總持寺、響橋などの名所が記載されているほか、富士山が良く見えるスポットなど地元ならではの情報も盛り込まれ、参加者たちが興味深そうに見入る姿が見られた。
同企画の運営に携わった松本真治さん=「人物風土記」で紹介=は、「この連合会は端から端まで歩くと3Kmを超える広さ。今回はチェックポイント全てを回らなくても良いように企画したが、全て回る人が多くて驚いた。好評だったのでぜひ来年も実施できれば」と笑顔で語った。