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東伊豆カヤックジギング釣行でブリ捕獲!【静岡】電動ジギング巻き上げ速度調整が的中

TSURINEWS

東伊豆のカヤックフィッシングでブリをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・伊佐文宏)

カヤックジギングでブリを連発!東伊豆の深場で挑んだ電動ジギング釣行では、巻き上げスピードの調整が的中し、最大90cm級のブリをキャッチ。電動リールの限界に挑みながら、圧巻のファイトを繰り広げた一日をレポートする。

東伊豆エリアでカヤックフィッシング

2025年2月15日(土)、朝7時30分から11時30分まで東伊豆の某所でカヤックジギングを楽しんだ。この日の天候はベタ凪で、絶好の釣り日和。狙いは深場の根回りに潜む青物だ。

釣行スタイルはカヤックからの電動ジギングで、過去の実績を踏まえ、深場の根回りにいるワラサやブリを狙う作戦を立てた。

カヤックで青物を狙う(提供:TSURINEWSライター・伊佐文宏)

タックル&ルアー紹介

当日準備したタックルとルアーから紹介しよう。

スピニングタックル

竿:シマノ 炎月 SS S72MH
リール:ツインパワー4000PG

電動ジギングタックル

竿:ネオステージDG J63B-2
リール:フォースマスター601

ルアー

CBマサムネ 135g(グローハモン)
TGベイト 60g(緑金半身グロー・キャスティングオリジナル)
ジグパラTG赤金ゼブラ 130g
FKジグTG 130g(緑金)

今回のヒットルアー(提供:TSURINEWSライター・伊佐文宏)

少し遅めに釣行開始

3時30分起床。今日は東伊豆の南の方まで行くため早起き必須。しかし起きてからぼーっとしてしまい、4時15分ごろ出発。

向かうポイントは、これまでの実績から見ても大物が期待できる場所。ここでは過去に90cmの真鯛やメーター級のブリを釣り上げている。逆にデカすぎて上げられなかった魚も数知れず。

ただし、南伊豆方面の出艇場所は波が高く危険。東伊豆は南に行くほど波と潮のパワーが増すため、カヤック初心者にはおすすめできない。

7時、現地到着。今回はカヤック用のカートを新調し、評判の良いRailbrazaのモデルを使用。しかし、段差でタイヤが外れ、カヤックが横転。積んでいた竿が折れるというトラブル発生。TGベイト用の竿が折れたため、今日は電動ジギング縛りに決定した。

エンドの部分が折れてしまった(提供:TSURINEWSライター・伊佐文宏)

ホウボウをキャッチ

8時30分ごろ、FKジグTGを使い水深80mを探っていると、小さいカンパチがヒット。反応が渋い中での貴重な一本だった。

その後、9時ごろに折れた竿でTGベイトを落としたところ、すぐにホウボウをキャッチ。TGベイトの強さを改めて実感した。水深は65m、手巻きでのヒットだった。

9時30分には、ビンチョウマグロを狙いに水深110mのポイントへ移動。1時間ほどさまざまなジグを試したものの、反応はなかった。仕方なく折れた竿で再びTGベイトを落とすと、ヒメコダイが連発。サイズが小さかったためリリースした。

70cmのワラサ手中

10時30分、深場の反応が乏しかったため、60mの根回りにポイントを変更し、ワラサを狙うことにした。

これまで最もワラサを釣り上げた実績のあるCBマサムネ(グローハモン)を投入。しかし、電動ジギングを始めてから釣果が落ちたことを思い出し、巻き上げ速度を22から15へ調整。すると、一発でヒットし、5分のファイトの末に70cmオーバーのワラサをキャッチした。

70cmの
ワラサをゲット(提供:TSURINEWSライター・伊佐文宏)

90cm級のブリをゲット

10時45分、同じパターンで再度狙うと、またもやヒット。今度は明らかにサイズが大きく、水深40m付近からなかなか上がってこない。15分ほど格闘していると、フォースマスター601が焦げる匂いを発し始めた。

フォースマスター601は電動ジギング専用ではないため、負荷をかけすぎると過熱してしまう。やむを得ず手巻きに切り替え、30分の格闘の末、90cm近いブリサイズをキャッチ。

90cm級のブリを仕留めた(提供:TSURINEWSライター・伊佐文宏)

11時15分、2回の空振りを経て3回目の巻き上げで再びヒット。今度も大型で、ブリサイズの入れ食い状態に突入。30分ほどのファイトの末、さらに大きなブリを仕留めた。60リットルのクーラーに収まらないため、ここで納竿とした。

11時20分、クーラーからブリ2本がはみ出している状態で帰港。大満足の釣行となった。

クーラーからはみ出すサイズ感(提供:TSURINEWSライター・伊佐文宏)

釣行後の感想

折れた竿は買ったばかりだったため、修理費4,000円で復活。

また、電動ジギング用にビーストマスター1000EJを購入していたが、近海の電動ジギングにはPE1.5号が適しており、ビーストマスターではオーバースペックだった。加えて、カヤックではサイズが大きすぎて操作しにくく、左巻きがないのも使用を避ける要因に。

ゲストを下処理中(提供:TSURINEWSライター・伊佐文宏)

現在、左巻きの電動リールがほしいため、ボーナスが出たら(嫁に内緒で)ダイワのシーボーグG200JLを購入予定。ただし、価格がネック。

今回の釣行では、電動ジギングの巻き上げスピードを調整することでブリを連発できたのが最大の収穫。電動ジギングはまだまだ奥が深いと再認識した。次回もこの経験を活かし、更なる大物を狙いたい。

ブリが釣れて大満足の釣行だった(提供:TSURINEWSライター・伊佐文宏)

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<伊佐文宏/TSURINEWSライター>

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