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地元で野球少年少女に直接指導 西武・滝澤夏央選手が上越市に帰郷

上越タウンジャーナル

プロ野球埼玉西武ライオンズの滝澤夏央選手(21)は2024年12月7日、新潟県上越市大貫2の母校、関根学園高校で開かれた野球教室に参加した。地元の野球少年、少女たちに投球や守備のコツを指導し、質問に答えるなど和やかに交流した。

《画像:子供たちとにこやかに話す滝澤選手》

野球教室は次世代選手の育成を目的に滝澤夏央選手後援会が毎年開き、今年で3回目となった。上越学童野球連盟に加盟する16チームから小学6年生70人が参加した。

滝澤選手は手本を見せながら子供たちの練習を見て回った。ダッシュ練習では、無駄なく真っ直ぐ走れるよう「ラインを意識する」ことや、ゴロ捕球はグローブを下から出すことなどをアドバイス。キャッチボールでは、相手の胸をめがけて相手をよく見て投げることがコツだと話し、スピード感のある素早いキャッチボールを披露した。最後は子供たちの投球を滝澤選手が打つ勝負で盛り上がった。

《画像:グラブトスやバッティングを実演》

練習後は質問タイムが設けられ、「どうしたらプロ野球選手になれるか」と聞かれた滝澤選手は「野球を始めた頃からプロ野球選手が夢だったので、そのために練習を頑張ったし、まずは夢を諦めないでほしい」とエールを送った。

《画像:子供たちからの質問に答える滝澤選手》

滝澤選手から直接ゴロ捕球のコツを教わった男子児童(12)は「グラブをしっかり立たせて取るのがいいと教えてもらった。滝澤選手はボールの握り替えが早くてすごい。高校生からプロになってすぐ一軍に入るのも憧れる」と息を弾ませていた。

《画像:子供の投球を滝澤選手が打つ勝負で会場が沸いた》

滝澤選手は3年目の今季、自身最多の68試合に出場したが、打率は1割8分6厘に終わった。イベント後、報道陣の取材に対し、「今年も何回もいただいたチャンスをものにできず悔しかった。応援してくれる方がいることを今日改めて感じたので、来シーズンは一軍で活躍している姿を見せたい」と語った。

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