衰弱した犬と面会すると『意外と元気そう』で一時退院に…『最期の強がり』に涙が止まらないと70万再生「泣いた…」「幸せな時間」と反響
Instagramに投稿されたのは、病気で衰弱した愛犬とご家族の感動的なエピソードです。ご家族が入院中の愛犬に会いに行くと、愛犬は強がって元気そうな姿を見せて…?
動画は記事執筆時点で70万9000回再生を突破し、「短くても幸せな時間でしたね」「最期に一緒にいられて良かった」といった声が寄せられています。
衰弱した愛犬の最期の強がり
Instagramアカウント「yoshiharu_nko」の投稿者さんは、高校生の息子さんとミニチュアシュナウザーの「ゼウス」くんと3人で暮らしていました。
しかし悪性リンパ腫を患っていたゼウスくんがどんどん衰弱していき、入院することになってしまったそう。このとき投稿者さんは、命の決断をする日が迫っていることを覚悟したとか。
ところが翌日病院に面会に行くと、ゼウスくんはご飯もしっかり食べていて、想像していたよりも元気な姿を見せてくれたそうです。
どうやら残された日々をお家で家族とともに過ごしたくて、「僕は大丈夫だよ。もうお家に帰れるよ」と強がっているよう…。
お家で看取る決心
投稿者さんと息子さんはゼウスくんの気持ちを汲んで、お家で看取ることを決心したそうです。退院してお家に帰ってきたゼウスくんは、ベッドに横になって体を休めていたとか。
そして投稿者さんと息子さんは「おかえり」と声をかけたり頭を優しく撫でたりして、ゼウスくんを労わったそう。
するとゼウスくんは、すでに起き上がったり頭を動かしたりすることが難しいほど病気が悪化しているというのに、軽くお顔を上げて2人を見てくれたといいます。
ゼウスくんには走り回ったり跳んだりして喜びを表現する体力は残っていませんが、きっとお家に帰ってこられたことを喜んでくれていたことでしょう。
この投稿には「お家に帰りたくて頑張っている姿を見せたんですね」「本人めちゃくちゃ嬉しそう。それだけでも意味がある!」「住み慣れた所で家族の声を聞きながら生活できるのは病院の何百倍も良いと思っています」「大変だと思いますが、お家で最後を迎えられるのはすごく幸せな事だと思います」といったコメントが寄せられています。
格好良く生き抜いた愛犬の旅立ち
ゼウスくんは最期までご家族と一緒にいて、頑張って格好良く生き抜いてくれたといいます。そしてお家に帰ってきてから20日後に、12歳でお空へと旅立ったそうです。
愛犬との別れはどんな形であれ辛いですが、投稿者さんはお家で看取れて幸せだったと感じているとのこと。
ゼウスくんの永眠を報告する動画には、ご家族と過ごした日々のお写真が盛りだくさんで、ゼウスくんの犬生が愛にあふれた幸せなものだったということが伝わってきます。きっとこれからもゼウスくんは投稿者さんと息子さんの幸せを願い、お空から見守っていてくれることでしょう。
Instagramアカウント「yoshiharu_nko」には、ゼウスくんとの素敵な思い出が投稿されているので、ぜひチェックしてくださいね。
写真・動画提供:Instagramアカウント「yoshiharu_nko」さま
執筆:森下咲
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。