汗でベタついた「フローリング」が見違える!皮脂汚れを一掃する“簡単掃除術”「サラサラで気持ちいい!」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。夏が近づき、素足でフローリングを歩くことが増える季節。となると、皮脂によるベタついた汚れが気になるものです。水拭きしても落ちないそんな汚れ、じつは“あるもの”を使うとフローリングがピカピカになりますよ。
使うのは「重曹水」
今回ご紹介するフローリングのお手入れでは、重曹水を使います。私は市販のものを用意しましたが、手づくりしてもOK。「重曹小さじ1:水100ml」の割合で混ぜて、スプレーボトルに入れましょう。
重曹は皮脂を含む酸性の汚れが得意なクリーナー。重曹水でフローリングを拭き掃除すると、水拭きでは落ちない汚れもスッキリ落ちます。
フローリングを重曹水で掃除する方法
やわらかいクロスを1枚用意してください。マイクロファイバークロスは汚れを絡めとってくれるので、おすすめです。
掃除方法はとても簡単! 重曹水をクロスにスプレーして、床を拭くだけです。
このとき、床ではなく、クロスに重曹水をスプレーするのがポイント。洗剤のつけすぎを防げて、ムラにもなりにくくなります。
少し拭き取るだけで、汚れが浮いて落ちているのが分かります。
クロスはこんなに真っ黒!
このまま、汚れが十分に落ちるまで拭き掃除すればOK。クロスが汚れたら、面を変えて拭きましょう。
重曹水は二度拭き不要なので、フローリングがキレイになれば終了です。
Before・Afterを比べてみた
Before
After
見ての通り、黒ずんだ汚れが落ちてキレイになりました。フローリングを歩いてみると、足がサラサラとして感触もよくなります。ベタつきのないフローリングで過ごすと、快適で気持ちがいいですよ。
重曹水でさっとひと拭き
フローリングのベタつき汚れは、毎日の生活の中で自然に蓄積していくもの。特に素足で過ごすことが増える夏は、こまめなお手入れで快適になりますよ。
ただし、無垢材や表面加工が施されているフローリングなど、材質によっては重曹が合わない場合もあります。ご自宅のフローリングに重曹を使っても問題ないことを確認してから、お手入れしてくださいね。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア