蚤の市のように宝物のボタンを見つける楽しみ 手芸雑貨店『Rollo Antiques』 神戸市
JR元町駅の北側、個性的なお店が軒を連ねるトアウエスト。路地を入ってお店散策するのも楽しいエリアにある手芸雑貨店『Rollo Antiques(ロロ アンティークス)』に行ってきました。ヨーロッパの街の片隅にありそうなシックな外観が目印です。
ご近所で営業していた『Rollo』が引っ越しされ、2023年4月からヨーロッパ、アメリカを中心に仕入れたリボンやボタン、ビーズなどのアンティークパーツを中心にした『Rollo Antiques』として営業されています。
店内を埋め尽くしている商品は、店主の谷省二さんが直接買い付けたり、現地のバイヤーから届けられたもの。ドイツやフランスのチロリアンテープ、チェコのガラスビーズやボタンなど、外国製のものならではの色あいやデザインを眺めていると「どれを選ぼう、何を作ろうかな」とワクワクしてきます。
谷さんは「蚤の市を訪れて、宝探しをするような楽しみ方をしてもらいたい」と言います。「自分でパーツを選んで、自分好みのアクセサリーを作れるようになったらより楽しい。ぜひ気軽に一つから作って、楽しさを知ってもらえたら」。一つひとつのパーツは300円〜1000円くらいまでと買いやすい価格です。
例えばフランスやイタリアのものは凝った贅のあるつくり。チェコのものは、まるで職人技のような美しいカッティングがあるものなど、国による違いを発見するのも楽しみの一つ。珍しいものでは日本のビンテージガラスのパーツも扱っていました(右下写真)。
アクセサリーは完成品の販売もあり、こんなテイストで作ってみたい!というアイデアも膨らみます。チェーンやリング、ブローチピンなど現行のパーツも並んでいるので、組みわせてお好みのアクセサリーにしたり、手持ちのものにボタンをつけたりするだけでも、印象の変化を楽しめそうですね。
場所
Rollo Antiques
(神戸市中央区北長狭通3-11-9 1階)
営業時間
12:00〜18:00
定休日
なし