ガレージ付きの大人かわいい平屋。ポイントは?
車好きの方なら一度はあこがれるガレージ。車庫としてだけでなく、お家でアウトドアを楽しめるようなスペースにすると、家族みんなで使える空間となります。
今回ご紹介するのは、使い勝手のよいガレージを取り入れた平屋住宅。外観はグレーの壁紙で締めてクールな印象にしつつも、内装はおしゃれな壁紙を取り入れてキュートな印象に仕上げています。
家族で楽しめるガレージのつくり方や、効果的な壁紙の選び方・メリハリの付け方などをご紹介します。
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そもそもガレージとは?ガレージ付きの家のメリット・デメリット
ガレージとは、自動車を停める車庫のこと。ガレージ付きの家をつくることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、ガレージ付きの家のメリット・デメリットを解説します。
ガレージ付きの家のメリット
・自動車が雨風にさらされない
・盗難やいたずらなどの被害に遭うリスクが減る
・ガレージから室内への動線を確保することで、スムーズに家の出入りができる
ガレージ付きの家のデメリット
・ガレージの面積分、生活空間が狭くなる
・家が完成した後に車を買い足しても、ガレージ内に入らない可能性がある
・車庫以外の使い道も考慮してガレージをつくる必要がある
ガレージ付きの家についてプロにインタビューした記事はこちら!
>>ビルトインガレージの特徴や坪数別でおすすめの間取りは?プロが徹底解説!
お家で手軽にアウトドアやDIYも!使い道広がるガレージ
ガレージ設置の失敗例としてしばしば挙げられるのが、車庫以外の機能がないこと。雨風や一目を気にせずに作業できるため大変便利なスペースである一方、うまく活用できないというケースも多々あります。
今回ご紹介するガレージ付きの平屋住宅は、使い道を一つに絞らないつくり方をしている点がポイント。ガレージづくりのひと工夫を見ていきましょう。
コンセントを設置し、家族みんなで楽しめるガレージに
ガレージにはコンセントを3か所設置し、電気用品を使いやすい設計に。バーベキューをしたりDIYに挑戦するなど、家族みんなで楽しめる場となるよう、ガレージをつくっています。
新型コロナウイルスの影響でお家時間が増えた現在、自宅で気軽にできるアウトドアも人気になっています。ガレージの場合は屋根があるため雨の影響を受けにくく、手軽に外遊びを楽しめるのです。
ガレージの照明は家の中から点けられるように
ガレージの照明はガレージ内だけでなく家の中からも点けられるようにすることで、夜間でも出入りがしやすい空間になっています。
ガレージはシャッターが閉まるため、昼間も暗くなりがち。ガレージの入り口とシャッター付近の2か所に照明のスイッチを設置すると、安全で使いやすいガレージになるためおすすめです。
くすみ色が大人可愛い玄関
外観はガレージ×シックなグレーのサイディングでクールな雰囲気に仕上げています。玄関は家の印象を大きく左右する場所。テイストにこだわって家づくりをすることで、外観から魅せる家をつくることができます。
シックな玄関ドア
外観はダークグレーを基調につくり、大人な雰囲気に仕上げています。玄関ドアも外観の雰囲気に合わせてシックな木目調のドアにすることで、より大人っぽいおしゃれな印象に。
取っ手を光沢のある金色の素材にすることで玄関のアクセントとなるだけでなく、玄関全体の高級感もアップしています。
くすみ色が可愛い建具
玄関に入ると、くすんだグレー色のドアがお出迎え。白壁との相性がよく、甘すぎないかわいさがポイントです。
可動棚で収納力抜群!シューズクローク
シューズクロークは奥行きを広くとっており、可動棚で棚の幅を簡単に調整できるよう設計しています。
可動棚にすることで長靴やブーツなど背の高い靴も収納できるため、使い勝手のよいシューズクロークとなっていますね。
縦長の土地を生かしたLDKの作り方
家づくりの際、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)の配置やスペースの大きさは迷うもの。土地の形も加味して考える必要があるため、どのくらいスペースを取るべきか吟味することが大切です。
LDKをつくる際は家族の人数や想定される使い方を考慮しながらつくることで、より快適な空間を実現できます。縦長の土地を生かしたLDKのつくり方をご紹介します。
リビング・ダイニングを縦長にするメリット
リビングやダイニングは縦長にすることで、大きなダイニングテーブルを置きやすいよう工夫しています。家族が集まるリビングやダイニングはしっかり作りこみたいスペースのひとつ。
家族が多かったり頻繁に来客がある場合は、間取りを縦長にすると大きな家具を置きやすくなります。家族の人数や使いたい用途によってスペースを考えることで、快適な住まいをつくることができます。
部屋のアクセントになるニッチ
ニッチとは、ちょっとした物を置くために住宅の壁面をくぼませてつくるスペースのこと。名古屋モザイクをアクセントとして取り入れながらニッチをつくることで、リビングやダイニングに彩りを与えています。
背の高いリビング収納
ニッチの隣には背の高い収納スペースを設置し、掃除機などちょっとした電化製品を収納しやすいスペースにしています。家族みんなが集まるリビングは、いつも清潔に保ちたいもの。
掃除道具をすぐに取り出せるほか、リビングに散らかるちょっとした道具も片付けられるため、快適な環境が長持ちします。
ガレージからの動線が完璧な水回り
間取りや動線を工夫することで、家が建った後の暮らしがより快適なものになります。とくに水回りは家族全員が毎日使う場所であるため、動線や内装デザインを工夫することが大切。
家が建った後の暮らしを考慮した水回りスペースのつくり方をご紹介します。
洗面台からガレージまでつながる動線に
ガレージと水回りを直線でつなぐ動線にすることで、ガレージで汚れた際もすぐに洗える動線になっています。ガレージを設置した後の暮らしも加味しながら間取りや動線をつくると、より使い勝手のよい住宅になります。
洗面台はストライプで清潔感×キュートに
洗面台はストライプの壁紙にすることで、可愛さは残しつつも爽やかな清潔感を演出しています。水回りはこだわりを詰め込んで設計すると、毎日使うのが楽しくなるようなお気に入りのスペースになります。
トイレは花柄の壁紙にグレーで締める
トイレ正面の壁紙は花柄で可愛さを演出し、両側の壁はグレーでしっかりと締めています。可愛い壁紙はついたくさん使ってしまいたくなりますが、ワンポイントとして活用しながら暗い色で締めることで、シンプルながらも飽きの来ないおしゃれな空間に仕上がります。
こだわりのキッチンと壁紙
せっかくの注文住宅は、内装デザインにもこだわって家づくりをしたいですよね。毎日の料理が楽しくなるキッチンデザインや、家族の仲がより深まりそうな効果的な壁紙のつくり方をご紹介します。
キッチンは白×ベージュでおしゃれに
キッチンは白とベージュを組み合わせることで立体感のあるおしゃれな雰囲気に。色の使い方を工夫してキッチンを選び、毎日の料理がわくわくするような素敵な空間に仕上がっています。
物を取り出しやすいパントリー
食料などをストックするパントリーの奥行きは50センチにして物を出し入れしやすいよう工夫しています。奥行きがありすぎると収納力は確保できる反面、奥に収納されている物は取り出しにくいというデメリットも。
収納したいものをイメージしながらつくることで、使いやすい空間となります。
居室スペース奥の壁紙は花柄に
居室スペース突き当りの壁は花柄にし、子どもの写真を飾れるようなスペースに。壁紙にこだわることで、おしゃれさが格段に上がります。
まとめ
今回は、大人可愛いガレージの平屋をご紹介しました!家族みんなで使えるガレージのつくり方や可愛さと大人なテイストを掛け合わせた壁紙の選び方など、こだわりを詰め込んだ住宅となっていましたね。
内装デザインや暮らしやすい動線を意識しながら、楽しく家づくりを進めていきましょう!