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『グラディエーター3』脚本作業が早くも開始、「もう8ページ仕上げた」とリドリー・スコット

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巨匠リドリー・スコットは、スペクタクル大作『グラディエーター』第3作に向けて、着実な歩みを進めているようだ。英のインタビューにて明かしている。

前作『グラディエーター』(2000)より24年の歳月を経て、続編『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』の公開が迫っている。早くも“キャリア史上最高傑作”を自称するほどの手ごたえを感じているらしいスコットは、「すでに火はついています」と第3作のアイデアをしていると、つい先ごろも明かしていた。続編にてポール・メスカルが演じる主人公・ルシアスの、更なる物語に意欲を示しているようだ。

今回のインタビューでは、「すでに脚本を8ページ仕上げました。とても良い第一歩ですよ」と物語が動き出していることを明言。「もし『グラディエーター3』があるとしたら、闘技場には戻らないだろうと思うんです。でも私は闘技場に戻らなくてはいけなかったのです……」とも述べ、物語の行く先を示唆した。

スコットにとって、やはり『グラディエーター』シリーズは非常に大事な作品である模様。1作目製作当時にも思いを馳せている。

「1作目は、私が全く思ってもみなかった形で想像力を刺激するものとなりました。リドリーがローマ叙事詩をやる、剣だ槍だサンダルだの映画を撮るらしいぞと大衆が聞き付けたときには、大いにせせら笑いが起こったものです。当時まで、彼らは常に古めかしいハリウッドだったし、私のほうはやるべきことが分かっていた。そしてローマ叙事詩の映画を面白い形で現代化し、その結果、革のスカートをはいた男たちがたくさん出てきたわけです。」

第1作で主人公マキシマムを演じたラッセル・クロウに代わり、続編『グラディエーターII』では『aftersun/アフターサン』(2022)『異人たち』(2024)のポール・メスカルが主人公ルシアスを演じる。将軍アカシウス(ペドロ・パスカル)率いるローマ帝国軍の侵攻により、愛する妻を殺されたルシアスは、その復讐心と怒りに目をつけた謎の男マクリヌス(デンゼル・ワシントン)の導きを受けてローマへと赴く。

映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』は2024年11月15日(金)公開

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