神奈川県庁の中に高級レストラン爆誕 イセエビづくしの豪華メニューに黒岩知事「夢のよう」
2025年5月13日、神奈川県庁内に新しいレストランがオープンする――。
Jタウンネット記者はある日、そんな情報を入手した。
県庁内に出来るというのだから、いわゆる社員食堂のようなものかな? と思ったのだが、どうやらそうではないらしい。
神奈川県庁東庁舎12階にオープンするのは、「中納言」。神戸・三宮に本店を構え、関西を中心に全国5店舗を展開する伊勢海老料理店で、「横浜中納言 日本大通り」は関東2店舗目の出店だ。
神奈川県庁で、伊勢海老を堪能できること、あるんだ......。
いったいどんな感じなのか? オープン前日の12日、記者発表会に足を運んだ記者を待っていたのは、ものすごい体験だった。
ホンジャマカ・石塚氏「漁港でもなかなか出会えないサイズ」
そもそも、記者発表会に参加するまで記者の中にあった伊勢海老のイメージというのは、高級なお店で、ちょこっとだけお刺身が出てくる、といったものだった。
しかし、中納言では様々な調理法で新鮮な伊勢海老を楽しめるという。
発表会では、店舗で提供される伊勢海老堪能コース「招福」(税込17490円)の中から「伊勢海老のサラダ、中納言風」「伊勢海老の活造り」「伊勢海老の中納言焼」の3品の試食も行われ、神奈川県の黒岩祐治県知事と、かながわ観光親善大使であるホンジャマカ・石塚英彦さんもゲストとして参加した。
黒岩知事は、中納言が本社を構える兵庫県の出身。法事等で利用したこともあり、「横浜一の絶景を眺めながら中納言が食べられるなんて夢のようです」と笑顔を見せ、試食の際は「言葉を失う素晴らしい味です」とコメント。
横浜出身の石塚さんは「ロケでもよく伊勢海老と出会うことがありますが、こんなに大きなサイズはなかなか漁港などでも出会えない。肉がギュッと締まっていて、伊勢海老ならではの甘みも旨みも感じられて『まいうー』です」と絶賛した。
記者も同じ「招福」コースを試食させてもらったら、もう驚くばかりだった。伊勢海老って調理法によってこんなに味が変わるのか......!
新鮮なお造り、もちろんおいしい。同店の名物だという「中納言焼き」では、伊勢海老に火を入れることによっていっそう引き締まった身を感じられて、こちらもおいしい。ドーンと伊勢海老が入った「伊勢海老のお吸い物」はビジュアルのインパクトもすさまじく、お味も超濃厚だった。
価格はお高めではあるのだが、伊勢海老をこれだけ存分に楽しめるのだから、お値段以上かも......。
それに、お店の窓からは大さん橋や赤レンガ倉庫といった横浜らしい建物や、港のシンボルとして親しまれている横浜三塔(キングの塔:神奈川県庁本庁舎、クイーンの塔:横浜税関、ジャックの塔:横浜市開港記念会館)も一望できるなど、眺望も抜群。
横浜三塔を一度に見ることが出来る場所もなかなかないので、地元民はもちろん、観光で横浜を訪れた人にとっても見逃せない絶景スポットになることだろう。
レストラン「横浜中納言 日本大通り」は、13日オープンだ。
レストラン「横浜中納言 日本大通り」
住所:神奈川県横浜市中区日本大通り5-1- 12階 営業時間:午前11時~午後10時(ラストオーダー:午後8時30分、ランチ:午前11時~午後4時30分) 定休日:年中無休 アクセス:みなとみらい線「日本大通り駅」県庁口出口から徒歩約2分、JR京浜東北線、根岸線/横浜市営地下鉄「関内駅」から徒歩約10分