人気浮世絵師による妖怪百景 ― 太田記念美術館「浮世絵お化け屋敷」
太田記念美術館「浮世絵お化け屋敷」会場
歌川国芳や月岡芳年の名品をはじめ、妖怪や幽霊を描いた浮世絵174点を紹介する展覧会が東京ではじまる。
浮世絵では美人画をはじめ風景画、役者絵、戯画などさまざまなジャンルが描かれてきたが、妖怪や幽霊など、実際には目に見えないにも関わらず、浮世絵師が想像力たっぷりに描いた名品も多い。
展覧会では国芳の代表作である「相馬の古内裏」をはじめ、人気浮世絵師たちが手掛けた不気味で怖い妖怪や幽霊の名品が集結。
楽しそうに踊る猫又や、人間のような表情をした河童、ゆるキャラのような不思議なフォルムをした謎の妖怪たちなど、ユーモラスなお化けたちも並ぶ。
展示作品には新収蔵の作品38点も含まれている。
「浮世絵お化け屋敷」は、太田記念美術館で2024年8月3日(土)~9月29日(日)に開催。観覧料は一般 1200円など。
展覧会は前期は8月3日(土)~9月1日(日)、後期は9月6日(金)~9月29日(日)で、前後期で全点展示替え。
太田記念美術館「浮世絵お化け屋敷」会場
太田記念美術館「浮世絵お化け屋敷」会場
太田記念美術館「浮世絵お化け屋敷」会場