広島国際大学心理学科の学生が東広島市の企業や団体と連携して開催した職業体験に市内の小学生120人が参加
人材育成事業などを行うみちしるべ(東広島市西条町郷曽、児玉塁代表理事)は広島国際大学東広島キャンパス(同市黒瀬学園台、清水壽一郎学長)と共催し8月25日、小学生向け職業体験「東広島こどもドリームアカデミー2024」を、同大をメイン会場に3カ所で開いた。
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市内の小学4~6年生約120人が参加し、今回で8回目。学園都市づくり交流会議助成事業で、子どもたちの夢の実現や新たな夢の発見を目的としている。
同大心理学科の学生42人が授業の一環で、市内の企業・団体と連携してパティシエ、建築士など7つの職業体験を企画し運営した。
フラワーデザイナー体験には、約20人が参加。講師は、ますかわ花店(同市西条土与丸)の舛川剛章社長が務め学生6人がサポートした。児童らは、舛川社長から花屋の仕事内容やフラワーアレンジメントのポイントについて話を聞いた後、生花店のスタッフになりきり、バラや紅アオイなど5種類の花を使いアレンジメントに挑戦。ハサミで茎の長さを調節したり、配色を考えたりしながら吸水スポンジに思い思いに花を挿し30分掛けて完成させた。
市立郷田小5年の加賀田紫月さんは「花を配置するのが難しかったが、きれいにできて楽しかった。玄関に飾りたい」と笑顔。司会進行した同科3年の濵田歩さんは「子どもたちが楽しみながら参加できるような企画を考えた。喜んでもらえて良かった」と話していた。(山北)
プレスネット編集部