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4人中3人が「つらかった」魔のイヤイヤ期! パパママを襲う「仁義なきイヤイヤエピソード」大集結

コクリコ

経験者の4人に3人がつらかったと感じた子どものイヤイヤ期。理不尽な要求、発達障害の子の癇癪に悩まされた、きょうだいがいてこじれたなどリアルな体験談をお伝えします。

イヤイヤ期がつらかったと答えた人の割合は?(アンケート結果)

早いと1歳半ごろから始まる、子どものイヤイヤ期。自己主張ができるようになるというのは子どもの成長の証でもありますが、初めてのパパママにとって大きな試練の時期でもあります。本記事ではイヤイヤ期のリアルな実態をお伝えします。

コクリコラボアンケート「AnyMaMa(エニママ)」登録者およびコクリコメルマガ会員を対象に2024年12月9日~12月20日インターネット上で実施。有効回答数は89件。

4人中3人のパパママが「イヤイヤ期がつらかった」と回答

コクリコラボアンケート

子育て中のパパママに「子どもにイヤイヤ期がありましたか」と聞いたところ、82%が「はい」と回答しました。(第1子から第3子までの回答を合算)

コクリコラボアンケート

前問で「イヤイヤ期があった」と回答したパパママに「イヤイヤ期で悩んだり困ったりした経験がありますか」と聞いたところ、84.5%が「はい」と回答しています。

コクリコラボアンケート

さらにイヤイヤ期のつらさについて聞いたのが、上のグラフです。「とてもつらかった」25.6%、「ややつらかった」48.8%をあわせると、なんと4人に3人のパパママがイヤイヤ期を「つらかった」ととらえていることがわかりました。

理不尽な要求や癇癪がパパママを襲う! 「うちの子のイヤイヤ期」

多くのパパママが「つらかった」と振り返る子どものイヤイヤ期。なぜそこまでつらいと感じるのでしょうか。どんなことでイヤイヤされたのか、パパママの実体験をご紹介します。

ごはん、買い物、朝の支度… 理不尽なイヤイヤ

・ごはんイヤイヤ! で、一生懸命作ったごはんを投げられたときは、柔らかめに炊いたごはんが床にこびりついてとりづらく、泣きながら一粒一粒とりました。

もっとも多かったのは「ごはん」イヤイヤ。幼児食の時期なので、わざわざ子どものために作った食事をイヤイヤされると、親の心はさらに削られますよね。

・スーパーの買い物中、自分の欲しいものが買ってもらえないとなると、大泣きし、いつもは好きなほかのものであっても、すべて「イヤ!」と投げたりしていました。買い物中でのイヤイヤは、周りの方にも気を遣うし、商品を投げたりしても困るので、毎回大変疲れました。

同じくらい多かったのが「買い物」イヤイヤ。こちらは「床に寝転がって泣きわめく」「仰向けにたおれて駄々をこねる」など、多くの寝っ転がり系イヤイヤがセットになっていることが印象的でした。周りの目が気になるシチュエーションだけに、ママの疲れも倍増します。

・思いどおりの髪型じゃない、靴がうまく履けない、じゃんけんなど勝負に負けた、のように些細なことで大泣きされました。とくに髪型は、言われたような髪型は物理的に不可能なので本当に困ります。

物理的に不可能な髪型を要求してきてイヤイヤ……。子どもの成長段階だとわかっていても、思わず「そんな理不尽な……」と困ってしまいますね。

どっちやねん ママじゃないとイヤ! ママがイヤ!

・全部ママでないとだめだったので、手が離せなくてもほかの家族に頼めないこと。こそこそ出かけないといけないこと、そして急いで帰る! 自由に外出できる夫が羨ましかった……。

ママじゃないとイヤなお子さん。第三者目線ではほほえましい光景だと思ってしまいますが、毎日のこととなると、自由に行動できずストレスが溜まるんですよね。

・ママが嫌っていうのが特にむかつきました……(現在進行形)。

逆にママをイヤイヤするパターンも。こちらは自由に動き回れるからラッキー! と切り替えたいところですが、1日お世話をしているのにイヤといわれたら、イラッとしそうです。

・とにかく子どもが朝起きてから寝るまで何をするにも一言目が「イヤ」なのが辛かった。また、昨日はよかった・すんなりとできたことが、次の日には「イヤ」になっており、子どもと自分の機嫌をうまくとりながら、でもスムーズに予定の時間に間に合うように育児と同時に家事をこなす同時作業が辛かった。

「何をしてもイヤ」といわれたママも多数いました。昨日は通用したことが翌日には「イヤ」になっているかもしれない、というスリリングな毎日。「子どもと自分の機嫌」の両方をバランスよくとりながら育児や家事までこなすママに拍手を送りたいです。

・服が気に入らないからイヤイヤしたり、手を繫ぐのを嫌がったりしていました。娘の場合は、発達障がいを抱えており、言語発達が遅いので、何が嫌なのか伝わらず大変でした。

発達障害のお子さんを抱えるほかのママからは「こだわりが強く癇癪がひどかった」という経験も寄せられました。

写真:JIKOMAN/イメージマート

きょうだいがいると、よりつらくなる場面も

・弟を抱っこしてて急いでるのに、歩くのイヤ、ベビーカーイヤ、抱っこイヤ、でどうしようもなくて困った。

ほかの大人の手がなかったり、急いでいたりするときに限ってイヤイヤが発動するのは、子育てあるあるなのでしょうか……。

・当時0歳の次女を抱っこして保育園へお迎えに行ったとき、長女が地面に座り込んで抱っこを求められました。

2歳差のきょうだいだと、ちょうど下の子に手がかかる時期に上の子がイヤイヤ期に突入することになります。こんなママのエピソードも。

・第1子は下の子が生まれてからイヤイヤ期が始まりました。癇癪が非常にひどく、新生児のお世話と、暴れまわる長男の世話で精神的にかなり疲弊し育児ノイローゼ気味になりました。約3年、イヤイヤ期からの中間反抗期、と難しい時期を過ごしました。第2子は2歳ごろにイヤイヤ期を発動。長男のイヤイヤ期を経験しているので、私の心が動揺することはありませんでしたが、長男とは異なるタイプのイヤイヤで大変でした。具体的には、どこでも寝転がって暴れる、物を投げるなどです。長男は感情面での暴れがひどかったですが、次男は行動で暴れまわっていました。

きょうだいで違うタイプのイヤイヤ期を経験されたというこちらのママ。エピソードを読むだけでも本当に過酷なことが伝わり胸が痛みます。育児ノイローゼ気味になったとのことですが、ほかにも、

・辛すぎて鬱になった。

という回答がありました。「イヤイヤ期は成長の過程なんだからしかたない……」とは流せないような状況もあると思います。「こんなことくらいで」とひとりで悩まず、つらいと感じたら外部への相談もご検討くださいね。

参考:子ども家庭庁「親子のための相談LINE」

イヤイヤ期をどう過ごせばよかったか

今回の調査では8割以上の子にイヤイヤ期があったこと、さらにイヤイヤ期を経験した親の4人に3人が「つらかった」と感じていることがわかりました。コクリコラボでは、先輩ママ、先輩パパがイヤイヤ期をどう乗り越えたのかをまとめた記事も配信しますので、あわせてお読みください。

本記事ではパパママが体験したイヤイヤ期のエピソードをご紹介しました。皆さんのお子さんはいかがでしょうか?

※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。

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