『覚える能力が高い』犬種４選 記憶力がいいと言われている犬の特徴や共通点とは？
️記憶力がいい犬の共通点
人間と共生してきた歴史を持つ
人間は犬を家畜化した長い歴史の中で、犬に様々な品種改良を加えてきました。記憶力がいいと言われる犬種の多くは人間と共生してきた歴史を持ちます。
狩猟犬や警護犬、牧畜犬など、人間のサポートをする役目を担ってきた歴史から、記憶力も良く進化してきました。
現在も使役犬として活躍している
覚える能力が高い犬には、人間をサポートしながら共生してきた歴史があるとご紹介しました。実際、現代でもその多くが使役犬として活躍しています。
品種改良が加えられた当時からは人間の生活様式も大きく変わり、犬に必要とされるサポート能力も変わってきました。代表的なものとしては警察犬、介助犬、牧羊犬、麻薬探知犬などが挙げられます。
初心者には扱いが難しいことも
記憶力の良い犬は、しつけも楽で飼いやすいといったイメージがあるかもしれません。
しかし記憶力が良く賢いからこそ、初心者には向かないというパターンも多いので注意が必要です。頭が良いからこそ、飼い主さんがしっかりしていないと「この人は信頼するに値しない」と早々に見限られてしまい、言うことを聞いてくれなくなってしまうのです。
️ズバリ！覚える能力が高い犬種
ボーダー・コリー
訓練性能が高く賢い犬種といえば、ボーダー・コリーを欠かすことはできません。ボーダー・コリーは最も知能の高い犬種とも言われ、現在でも牧羊犬として活躍しています。羊を自由自在に操る技は人間には決して真似できないでしょう。
ジャーマン・シェパード・ドッグ
現代社会で身近な使役犬といえば警察犬、そして警察犬といえばジャーマン・シェパード・ドッグです。その凛々しく精悍な見た目からも知能の高さを窺い知ることができます。
シェパードは元はといえば牧畜犬でしたが、戦前戦中には軍用犬としても活躍、さらに現代では警察犬や災害救助犬としても重宝される「万能の使役犬」なのです。
ラブラドール・レトリバー
警察犬と並んで身近な使役犬といえば、盲導犬ではないでしょうか。そして盲導犬と言われて多くの人がイメージするのがラブラドール・レトリバーです。ラブラドール・レトリバーは記憶力が良く訓練性能に優れるだけでなく、人懐っこく優しい性格も魅力的です。
トイ・プードル
記憶力がいい犬種として意外性があるのがトイ・プードルです。トイ・プードルはその見た目の愛らしさや小型で飼いやすいことから日本ではここ数十年不動の人気を誇る犬種ですが、実は記憶力の良さも抜きん出ていることは意外と知られていません。
愛玩犬としての歴史を持ち、使役犬のイメージも少なく、記憶力がいい犬種の共通点・特徴にはそぐわないためでしょう。
️まとめ
いかがでしたでしょうか？せっかく飼うなら賢い犬が良い、賢い犬に育てたいと考える人は少なくなりかもしれません。
ただ注意して欲しいのは、今回ご紹介したのはあくまで一般的に記憶力がいいと言われている犬種であり、この犬種だから必ず記憶力が良くて賢いというわけではありません。
ご紹介した犬種でも飼い主さんのしつけやトレーニングの仕方や、その子の生まれ持っての個性によって育ち方や性格は千差万別ですから、あまり期待をしすぎないように注意しましょう。