ヤングケアラーを学ぶ 講座や劇で理解深める
六角橋地域ケアプラザで9月17日、六角橋サンサンみらいカレッジ「ヤングケアラーってどういうこと?」が開催された。これは、シニア世代やアクティブ世代に向けた将来に備えるための講座の一環。当日は、横浜ヤングケアラーヘルプネットの西迫愛さんが講師を務めた。
ヤングケアラーとは、家族にケアが必要な人がいる場合に、大人が担うような責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行っている18歳未満のことを示す。前半の講座では、ヤングケアラーが抱える不安や負担について解説。後半には、家事やきょうだいの世話などヤングケアラーが背負う役割を、実際のものを使って可視化した劇を通して学んだ。最後は、約20人の参加者は5グループに分かれて、学んだことや感じたこと、これから自分たちが実践できる支援などについて意見を交わした。