名谷に待望のオープン『うのまち珈琲店』思わずシェアしたくなるパフェ&ドリンク 神戸市
大規模リニューアル中の須磨パティオに今年の8月に先行オープンした『うのまち珈琲店』(神戸市須磨区)が早くも人気です。その秘密を取材してきました!
同店は岡山に本店を置くブックカフェで兵庫県への出店は今回が初めてです。
“各地で一番ゆっくりできるカフェ空間”を目指しているとあって店内の居心地は抜群。つい長居してしまう仕掛けがたくさん用意されていました。
まず目に入るのが、たくさんの本。棚にもカウンターテーブルにも本が並んでいます。
そのジャンルは様々。小説などの文芸書からスポーツ・旅行などの実用書、絵本、写真集…思わずクスッと笑ってしまうものまで、実にバラエティーに富んでいます。
「図書館でもなく本屋さんでもない。ブックカフェならではの、気軽に手に取りやすいものをセレクトしています」と、代表の小田さん。普段本を読む習慣のない人でも、ついページをめくってしまいそう。
本を手にとると、所々にしおりが挟まっていることに気づきます。もしかして、次に来た時に続きが読めるように?!
「そういう使い方をしてもらってもよいですし、コミュニケーションツールとして使っていただくこともできます」と小田さん。
しおりの裏面にSNSのアカウントを記入できる欄があり、記入して好きなページに挟んでおくと、同じ本を手に取った人たちと繋がる可能性があるというしくみ。なんて現代的で古典的な仕掛けなんでしょう!
そんな同店の名物は、思わずシェアしたくなるパフェ&ドリンク。
こちらは季節の果物を使ったパフェ。10月上旬頃までは「グリーンキウイ」です。表面がパリパリのカスタードブリュレを破ると、その下にはふるふるのミルクプリンが現れます。
その下にはグラノーラと「白桃とバジルのソルベ」が。キウイの酸味と優しい甘さに爽やかなアクセント。見た目の美しさはさることながら計算された味の重なりは、何度もリピートしたくなるほど見事です。
鮮やかなブルーにコロンと丸いアイスがかわいい「うのまちクリームソーダ」は、同店のシンボル的ドリンク。
爽やかな柑橘系の風味に、クリーミーなアイスが溶けて混ざると空に浮かぶ雲のよう。クリームソーダは他に、あか・すみれ・みどり・き色があります。
“空間の過ごし方”に重きを置いたお店は快適で、年齢関係なく人気なのも頷けます。 「地元にこんな場所が欲しかった!」「名谷に行くのが楽しみになった♪」そんな声が聞こえてきます。
今後は広々とした空間を利用したイベントなども計画中だそうですので、乞うご期待!
場所
うのまち珈琲店 須磨パティオ店
(神戸市須磨区中落合2-2-7 須磨パティオ 健康館2F)
営業時間
10:00~20:00
定休日
須磨パティオ休館日に準ずる
駐車場
1500台(須磨パティオ)
※須磨パティオで3000円以上の購入があれば1時間30分まで無料