【菊池市】あのこんもりとしている所は、なんだろう?日本の田舎の美しい風景を見る~菰入(こもいり)菅原神社~
鴨川河畔公園に行くと、近くにいつも気になる風景がありましたので、本日はそこへ行って参りました。 見慣れているから気が付かないけれども、日本ならではの、とても良い光景だなぁと改めて思いました。 https://higojournal.com/archives/kamogawakohankouen.html
こんもりした所。あれはなあに?
鴨川河畔公園を出て散歩道を歩いていると、こんな風にこんもりとした緑があります。いつも綺麗に整っていて、なんだろうなーと思っていたのですが、この日は行ってみる事にしました。
真っ直ぐと整った道を歩きます。そよそよと気持ちの良い風が背中を押してくれるようでした。まるで絵画のようです。
見えてきました。神社が木々に守られていました。
無人神社の美しさ
雑草一つ生えていないその神社の周りは、さっぱりとしていて、陽も当たり、風遠しも良く、なんて素敵な所だろうと思いました。じめじめ感が全くありません。
鳥居です。菅原神社と書いてあります。菰入(こもいり)菅原神社というそうです。ここの神社に関しては全く情報がありません。
木々に間が開いており、どこにも光が入るようになっております。中に入っていきます。
老朽化の為でしょう、支えが施してありました。
神社の中の芸術
靴を脱いで中に入ってみました。
入ってすぐに天井に絵がありました。馬に乗った人が先頭に、戦いの絵のような感じです。Google検索をしても情報はありませんでした。
こちらも戦いの絵です。刀や槍を持った人達が戦いを仕掛けています。襲われている人の姿がふんどし姿なのが、不思議です。
こちらも馬などが書かれ、武士たちの戦いのようです。かなり見にくくはなっております。
こちらは色もまだはっきりしており、昭和14年と書いてありました。
こちらは天井!植物や、龍の絵が描かれておりました。
奥はこのようになっています。お賽銭箱はありませんでした。写真など撮らせてもらい、中に入らせていただき、ありがとうございます、と静かに手を合わせました。こんなにカラッとした雰囲気の無人の神社は初めてでした。
美しい隅々の作り
神社時代の作りも美しいものでした。
いつ作られたものかも分かりませんが、
地域の方々に大切にされているのが伝わってきます。
やはり畑の真ん中にあるので、豊作を願って作られたものなのでしょうか。
周りにはこんなにも眩しい緑の麦があり、
花が咲き、とてもとても美しい夕方に、神社と共に溺れてしまいそうでした。
道を歩き出し振り返ると、またあのこんもりとした不思議な光景が変わらずにあります。 きっとずっとずっと大昔から、あんな風に佇んでいたのだろうと思うと、あの神社に行っただけでタイムスリップをして戻ってきたような、そんな気がするのです。
まとめ
地域の方が大切にされている場所です。駐車場はありませんが、鴨川河畔公園に車を置いてすぐの場所にあるので、そこを利用されると良いかと思います。来た時よりも美しくを徹底してください。