朝どれ!漁協の“お母さん”の味【JF 女性部食堂】富山湾の宝石「シロエビ」もランチで。能登震災から1年3か月ぶりに営業再開
「天然のいけす」と呼ばれる富山湾の漁港の中でも最大級の漁獲量を誇る新湊漁港。その近くにあるのが「JF 女性部食堂」です。
その名の通り、漁業協同組合の女性部が運営する食堂で、朝どれの新鮮な魚介を刺身や煮物、焼き物などで味わえます。
2024年1月の能登半島地震に伴う液状化被害で建物が傾き、休業を余儀なくされていましたが、2025年4月、1年3か月ぶりに営業を再開しました。
魚を知り尽くした漁協の“お母さん”たちがおいしく調理
究極の漁港メシ
食堂があるのは、漁港のすぐ隣。
簡素な造りの店の名も飾らずそのまま、「JF 女性部食堂」です。
漁業協同組合の女性部が運営する食堂で、すぐ横の港で水揚げされた新鮮な魚介を刺身や煮物、焼き物などで味わえます。
飾らない店内、家庭のような食堂
漁協の“お母さん”たちが切り盛りする食堂とあって、テーブル席と小上がりだけの店内は飾らない雰囲気。まるで実家に帰ってきたかのような、安心感とほったらかしの両方が入り混じる食堂です。
休業日は漁協が休みの日。つまり、それだけ新鮮な魚介しか皿には並ばないということ。活気ある漁港の空気を感じながら、おいしい魚料理を楽しむことができます。
人気は鮮度抜群の刺身定食
人気はなんと言っても「刺身定食」。
その日に揚がった魚を刺身にしているので、何が食べられるかは行ってからのお楽しみ。行った時間帯によっては、品切れになって別の魚に代わってしまうことも。そんな急変も、漁港メシならでは醍醐味です。
取材した日は、サワラ・イカ、そして富山湾の神秘「ホタルイカ」のボイルというラインナップ。ただ、13時過ぎにはイカが品切れで、その分サワラをたっぷりいただきました。
新湊で水揚げされれば、富山湾の王者・天然の寒ブリが出ることも。もちろん値段は据え置きです。
富山湾の宝石の異名を持つ「シロエビ」は、かき揚げでいただくことができます。
さらに、とれたての魚を煮物か焼き魚でも味わえます。
この日は味がよくしみたカレイの煮付けでした。
味噌汁ではなく、アラ汁というのもうれしいところ。
刺身で提供した魚のアラを使っているそうで、魚介の旨みをたっぷり味わうことができます。
食後にはセルフサービスのコーヒーがついています。
新鮮な魚介をいかした品々は、必要以上に飾らない素朴な味つけで、ハマの“お母さん”の味。満腹感や満足感と一緒に、ほっとする安心感も得られます。
店を出れば目の前には富山湾。
天気のいい日は、日本海の潮風を感じながら立山を一望することもできますよ。
【JF 女性部食堂】
住所 富山県射水市八幡町1丁目1100
営業時間 月曜~金曜 11:00~14:00
土曜 9:00~14:00
定休日 日・水曜、漁協休業日