お風呂が“最高の睡眠薬”になる!? 筋肉・神経・血流を整えるセルフマッサージ【1週間で勝手にぐっすり眠れる体になるすごい方法】
眠るために意識したいのは「筋肉」と「神経」と「血流」
入浴の時間は「睡眠」「疲労回復」「美容」のための最も効果的なメンテナンスタイムです。なぜなら、お風呂に入ると体が温まり、副交感神経が優位になるから。さらに湯船に浸かった状態でセルフマッサージをすると、短時間で筋肉がほぐれ、血流やリンパの流れも良くなります。
アプローチするのは「筋肉」「神経」「血流」の3つ。疲れがたまる前頭筋を揉みほぐし、耳に走る迷走神経を刺激し、ふくらはぎをほぐすことで血流を促進します。強い力は加えず、やさしくさする程度でOK。ぬるめのお湯に浸かりながら、ゆったりした気分で行いましょう。
前頭筋をほぐす
額から眉にかけての前頭筋はパソコン作業が続くと固まり、顔がこわばりがちに。心まで緊張しやすくなります。表情をほぐすことで心もふっと軽くなっていきます。
耳の周りをほぐす
耳の内側や耳たぶの裏側には、睡眠と深い関わりのある迷走神経が集まっています。やさしく刺激することで副交感神経が優位になり、リラックス効果が得られます。
ふくらはぎを揉みほぐす
第二の心臓と呼ばれるふくらはぎ。ここをゆるめると全身の血流が整い、深部体温が下がりやすくなり自然に眠気が生じます。足首からひざ裏へ流すように揉みましょう。
眠るための筋肉セルフケア
【顔も気持ちもゆるめる額ほぐし】
眠るための神経セルフケア
【副交感神経を高める耳ほぐし】
眠るための血流セルフケア
【眠気を誘うふくらはぎほぐし】
上記の方法を教えてくれたのは川上拓人さん
株式会社Prorium代表取締役、一般社団法人インターナショナルセラピー協会代表理事。
パリで開催されたセラピスト世界大会で優勝し、“世界一のセラピスト”として国内外で幅広く活動中。
【出典】『1週間で勝手にぐっすり眠れる体になるすごい方法』著:石川泰弘/監修:新見正則