市内公園禁煙化へ 啓発ステッカー設置進む
公園条例の一部改正に伴う、市内公園の禁煙化を前に、啓発ステッカーの設置が2月下旬から進んでいる。3月11日には港南区の港南ふれあい公園で、市の委託事業者によって看板や柵などに公園内が禁煙であることを知らせるステッカーが張り付けられた。
現在、公園を含む屋外での喫煙は周囲に受動喫煙を生じさせないように配慮義務が課されているものの可能。しかし、市は昨年、公園での禁止行為に喫煙を追加する条例改正案を提出し可決。2025年4月1日の施行が決まった。市担当者は「様々な人が利用する公園での受動喫煙をなくすため」と説明している。
今回設置されたステッカーには二次元コードと専用ダイヤルの電話番号が表示された。二次元コードは公園利用案内のページに、専用ダイヤルではコールセンターで対応。改正された条例では過料もあるが、当面は禁煙化に関する疑問点の解消に努める方針だ。
このほか、4月からは巡回で周知を図る。さらに、SNSを用いた広報も検討中だという。