隔週金曜日のみ営業の菓子工房『シャンティ』のケーキはふんわりしっとり優しい味♪ 相生市など
相生市ひかりが丘の閑静な住宅街にある『菓子工房 Chantilly(シャンティ)』は隔週の金曜日のみオープンしている人気のケーキ屋さん。
大学で管理栄養士の資格を取得した後、食品会社で塩を利用したメニューを開発していた店主が、2008年にオープンした同店は限られたオープン日にも関わらず、そのおいしさを求めてお客さんが絶えません。
退職後は大好きなケーキを作りたい熱が止まらなかったと語る店主。大好きなパティシエの本をリスペクトして自己流でケーキを作っていましたが、さらに教養を培うため、神戸にあった料理学校「ル・コルドン・ブルー」に入学し腕を磨いたそう。
自宅を新築する時にはケーキ作り専用の工房を設けるとともに、それまで注文販売のみだったケーキを店頭でも販売開始。もちろんオーダーは常に受け付けていて、店のオープン日の金曜日以外でも受け渡し可能です。
こじんまりとした明るい店内には、美味しそうなケーキや焼き菓子がずらり。お客さんにも好評の焼き菓子は隠し味に「赤穂の塩」を使ってるものもあり、塩のメニュー開発をしていた店主ならではのアイデアが詰まっています。
さらにショップ隣にあるケーキを作るためのキッチンでは、夏季の店舗休業中はケーキ教室を開催しています。
そんな同店の商品の中でも筆者にとってイチオシなのがこちらの「アーモンドシュークリーム」です。
外はサクサク、中の純生クリームは店主こだわりの北海道産。カスタードと共にあっさりやさしい味がします。シュー皮のアーモンドがアクセントになっていて絶妙のコンビネーション。ぜひ一度食べてみて欲しい味です。
フランス産のマロンペーストが高級感漂う「モンブラン」は上に乗っている栗の大きさに驚き!
濃厚な栗の風味にあっさりしたクリームが栗をより引き立てている一品。スポンジの他に、ババロアやカスタードクリームなど何層にもなっていて、最後まで楽しんでおいしくいただけます。
入店してから気になっていた「純生クリームプリン」もいただきました。
とろけるような、なめらかな舌触りのプリンに、薄い色合いが美しく苦くないカラメル。生クリームと共にいろんな組み合わせで楽しめて甘さも控えめなのが嬉しい。
フランス語で「泡立てた生クリーム」という意味から名付けた店名の「シャンティ」。同店では欠かせない生クリームに込めたお菓子愛が感じられます。「ここでしか食べられないケーキを食べてほっと心安らぐ時間を過ごしてほしい」と語る店主が作るやさしい思いの詰まったケーキは、何度でも食べたくなる魅力があります。
場所
菓子工房 Chantillyシャンティ
(相生市ひかりが丘2-1)
営業時間
10:30~19:00
営業日は金曜日(隔週)
※ブログ・インスタを確認してから来店ください
駐車場
あり(店舗横と奥)