アルテリッカしんゆり 昭和歌謡で会場一体 芸術祭が今年も開幕
新百合ヶ丘駅周辺を会場に、毎春開催している「川崎・しんゆり芸術祭」(アルテリッカしんゆり)が4月19日に幕を開けた。今年は「今、生きる昭和」をテーマに多様なジャンルのプログラムが行われる。
4月20日には麻生市民館で「アルテリッカ・アカペラ昭和歌謡祭」と題した企画を実施。人気番組「ハモネプ」にも出場経験のあるユニット「リストラーズ」が登場した。『さそり座の女』『ガラスの十代』『銀河鉄道999』など昭和の名歌計21曲を、息の合ったアカペラで歌い上げた。
観客と共に歌う場も設けられるなど、約1千人が訪れた会場は興奮に包まれた。麻生区内在住の女性は「客席と舞台が一つになっていて最高。幸せな時間だった」と喜びを語った。
アルテリッカしんゆりは5月11日(日)まで行われる。詳細・問い合わせは同祭事務局【電話】044・952・5024。