アニヴェルセル みなとみらい横浜 「街に開かれた」施設へ 10周年の節目にリニューアル
2014年に日本最大級のゲストハウス様式のウエディング施設として誕生した「アニヴェルセルみなとみらい横浜」は、10年の節目を迎えた昨年9月にリニューアルオープンした。
2月17日にはリニューアルレセプションが行われ、関係者や周辺施設・企業の約400人に披露された。運営するアニヴェルセル(株)の松田健一代表取締役社長が、これまでの歩みや今後の展望を説明した。
リニューアルのコンセプトは「BrandNewScenery(ブランドニューシーナリー)-ウェディングの新しい景色を創る―」。コロナ禍以降に増加する少人数スタイルのウェディングや、一般宴会や会議などのMICE需要に対応するべく、メインエントランスや4つのバンケットを刷新した。
メインエントランスは、開港の街・横浜らしさを意識した洋館の佇まいに。歴史を感じさせる豪華客船の丸窓ミラーなどを配置した。バンケットの改装は、企業や団体のイベント、試乗会、商品展示会などの利用も見込んでのものだ。7つの会場すべてにキッチンや前室を併設しており、人数や目的に応じた様々な利用ができる。
市と連携した取組や、子どもを対象とした「はじめてのフレンチ」、「いい夫妻の日」イベントなど、みなとみらい21地区を訪れるきっかけ作りにも力を入れる。これまで以上に多様なニーズを反映し、「街に開かれた施設」を目指す。