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幸ケ谷小5年1組 児童がラスク考案 ベーカリー玉手麦とコラボ

タウンニュース

ラスクを手に笑顔を見せる児童たち

幸ケ谷小学校5年1組の児童が考案した「冬のみかんラスク」が1月30日、横濱港町ベーカリー玉手麦=二ツ谷町=で販売された。

これは総合の授業の一環。昨年6月に町探検を行った際に同店を見つけたのがきっかけ。「パン屋さんと一緒に地域の人たちを笑顔にしたい」とコラボが実現した。児童たちからは様々なアイデアも上がるなか、授業で食品ロスについて学んだこともあり、日持ちがよいラスクづくりに挑戦することになった。

お客さんファーストを掲げ、食べやすさや美味しさを重視した。季節を楽しめる味にしようと、5年生とその保護者に「季節の味といえば」のアンケートを実施。冬の味で1位になったみかん(ドライフルーツ)をちりばめたラスクを完成させた。

商品開発をサポートした同店の原田貴史さんは、「ラスクは長時間焼くが、そうするとドライフルーツが固くなりすぎてしまう。ホワイトチョコでコーティングしたラスクにみかんをつけることで上手にできた」と振り返る。また「一生懸命調べて頑張ってくれた。子どもらしいユニークな発想もあり楽しかった」と児童たちの奮闘を笑顔で称えた。

販売開始当日の昼には、児童たちも来店。初めて見る完成した自分たちのラスクに目を輝かせていた。児童たちは「自分たちで作ったときは綺麗な形にするのがとても大変で、パン屋さんはすごいと思った」「良いにおいがして見た目もかわいい。地域の人たちにぜひ食べてもらいたい」と笑顔で振り返った。

児童が考案したラスク

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