サレジオ学院サッカー部 県大会で優勝 創部以来、初の快挙
サレジオ学院中学校高等学校のサッカー部(中宗総監督)が1月11日から25日に開催された「神奈川県中学校サッカー大会」で優勝した。同部が県大会で優勝したのは、創部以来初めて。
県大会予選は7戦全勝、全ての試合で3点差以上をつけて勝ち上がった同部。県大会は一転、初戦から苦戦を強いられ、1点差での勝利が続く。準決勝は、白熱した試合展開が続き、前後半60分では決着がつかず0対0のままPK戦へ。最初のPKをキーパーが止めると、キッカーも気持ちを乗せたシュートで全員ゴールし、決勝へ駒を進めた。決勝戦は、幸先よく先制すると、その後も追加点を決め、4対1で勝利を収めた。
大会を振り返りキャプテンの川口敬大さんは、「準決勝のPK戦では、とても緊張したが、チームの雰囲気が良く『勝てる』と確信していた。優勝できてうれしい」と話した。
日産スタジアム杯もV
同部は昨年12月から2月2日にかけて開催された「日産スタジアム杯」でも優勝を果している。「決勝では途中で同点に追いつかれ、延長戦までもつれ込んだが、最後に勝ち越せた」と振り返る川口さん。
同部には52人が在籍しており、週4日の練習に励んでいる。中宗監督は「攻撃力が強み」と太鼓判を押す。現在は、夏の「県総合体育大会」で昨年の記録を塗り替えようと、日々練習を重ねている。