【プロの秘密】だれでも絶品「ミートソース」が作れるレシピ
プロが直伝!絶品ミートソースパスタのレシピ
調理時間:60分
煮込み時間により変化します
ミートソースの基本は、大きなお肉の煮込み料理と同じ。通常の煮込みとの最大の違いは、仕上がりのソースに対してお肉の割合が多いところです。
定番の食材は、牛肉に玉ねぎ、にんじん、セロリ。さらにおいしさをプラスしたいときは、ポルチーニ。濃厚な仕上がりにしたいときは、鶏肝をくわえてみてくださいね。
材料(作りやすい分量です)
ミートソース
合い挽き肉:250g
玉ねぎ:160g
にんじん:80g
にんにく:1片
オリーブオイル:大さじ2杯
赤ワイン:100cc
カットトマト缶:200g
水:400cc
塩:小さじ1/2杯
ローリエ:1/2枚
黒こしょう:適量
スパゲッティ1.8mm:180g
バター(有塩):10g
粉チーズ:大さじ1杯
パセリ:適量
ミートソースのコツ・ポイント
旨みを凝縮するために野菜をしっかり炒める
お肉に焼き色をつけて、味に奥深さを出す
お肉が柔らかくなるまで煮込んで、食感を柔らかくする
パスタの場合、ミートソースを味のないパスタの上に置くのはNG
パスタに使うミートソースの量は、乾燥のパスタと同重量
野菜の下ごしらえ
玉ねぎとにんじんとにんにくはみじん切りにします。チョッパーでいいので全てをみじん切りにしましょう。
作り方
ひき肉を焼く
フライパンにオリーブオイルを引き、ひき肉に色をつけるように焼きます。
あまり触らずひき肉に色がつくのを待ちます。全面でなくてもいいので香ばしい焼き色をつけてください。
ひき肉の一部に焼き色がついたら、全体を細かくほぐして取り出しましょう。
野菜を炒める
ひき肉を炒めたフライパンで、野菜を炒めます。焦がさないように注意しながら、水分を飛ばすように炒めます。
量が半分程度になるまで炒めましょう。
出来上がりはこんな感じです。量が半分まで減ったら炒め上がりです。
炒めたひき肉を戻して煮込む
炒めたひき肉を戻してざっと混ぜ、赤ワインをくわえて沸騰させます。
トマト缶と水、塩、黒こしょう、ローリエを加えて蓋をしてコトコト30分煮込みます。
ソースを確認する
30分ほど煮込んだら、水分量とお肉の固さを確認しましょう。お肉が固ければ水分を足してさらに煮込みます。塩味も見て調整しましょう。
お肉が柔らかくなれば完成
お肉が柔らかく煮えたら完成です。水分が少なければ水をくわえて一度沸かしましょう。
ミートソースパスタを作る
ミートソースをパスタに使う場合は、乾燥パスタと同重量を使いましょう。ソースを温める時にバターをくわえるとコクがまします。
※フライパンはご家庭にあるものを利用して構いません
アルデンテにゆでたスパゲッティとよくあえてしっかり味をつけて盛り付けましょう。
プロが回答!究極の絶品ミートソースパスタを作るためのQ&A
ミートソースに向いているお肉はなんですか?
A.牛肉がおすすめです。
合挽きでもおいしくできるのでお求めやすいほうで大丈夫ですが、牛肉のあらびきは味も食感もおいしく仕上がるので、ぜひ一度試してみてください。
ひき肉の粒が大きいと煮込み時間が長くなりますが、本場ボロネーゼ感がでて魅力的ですよ。
パスタをゆでるときの塩分の目安はどれくらいですか?
A.パスタのゆで汁の塩分濃度は1.2%程度
ゆで上がりのパスタをかみしめて、麺の味がはっきり感じられるくらいの塩分が必要です。
塩分を少なくするとパスタが薄味に感じてなかなか味が決まらなくなり、結果アルデンテで食べられないという悪循環になってしまいます。
ミートソースを冷凍する場合のポイントはありますか?
A.小分けにするか、切り取り線をつけるのがおすすめ
解凍した時に使いやすいように小分けにするか、大きく平らにして菜箸などで切り取り線をつけると使いやすく冷凍できますよ。
プロが教えるミートソースのレシピを作ってみよう!
家で作るミートソースは肉感たっぷりで、おいしく仕上がります。意外と簡単に作れるので、いつもは市販のものを買うという方も、ぜひチャレンジしてみてください。
基本をしっかり覚えたらお好みに合わせてアレンジもできるので、ご自身に合う「我が家のミートソース」を見つけられますよ!
ライター:さわけんシェフ(科学する料理研究家 / キッチンまわり評論家)