プロ野球選手への登竜門 くふうハヤテが初のジュニアチーム結成へ 選考要項を発表
■静岡県内の小学6年生が対象 エントリーは8月5日まで
静岡市に本拠地を置くプロ野球くふうハヤテベンチャーズ静岡が、年末に開催される「NPB12球団ジュニアトーナメントKONAMI CUP2024」への参加を発表した。今回が20回目となる大会は小学生最高峰と言われており、“プロ野球への登竜門”と位置付けられている。
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年末に開催されている「NPB12球団ジュニアトーナメント」が今年も12月26日から29日まで、神宮球場とベルーナドームで実施される。千葉ロッテマリーンズや広島カープが選考会の要項を発表する中、くふうハヤテも初めての参加を発表した。
くふうハヤテのセレクションは、静岡県在住または県内の野球チームやソフトボールチームに所属している小学6年生の男女が対象となる。選出人数は16人。所属チームの代表者や監督の推薦が必要で、各チーム2人まで申し込みが可能となっている。
選考はウェブでエントリー後、肩や肘の検診や面接を実施する最終段階まで4度設けられている。キャッチボールや塁間走といった基礎能力をテストする1次選考は8月18日に、静岡市にある西ヶ谷総合運動場の野球場で行われる。2次選考はピッチング、バッティング、シートノック。3次選考はゲーム形式が予定されている。
詳細はくふうハヤテのホームページに記載されており、ウェブエントリーの締め切りは8月5日となっている。合格者のみ、申し込みの際に入力したメールアドレスに連絡が届く。選考の合否に関する問い合わせには対応しないという。
「NPB12球団ジュニアトーナメント」には過去、多数のプロ野球選手が出場している。ソフトバンク・近藤健介外野手はマリーンズJr.、パドレス・松井裕樹投手はベイスターズJr.、森友哉捕手はバファローズJr.でプレーした。昨年の大会は、ベイスターズJr.が7年ぶり2度目の頂点に立っている。
(SHIZUOKA Life編集部)