「かき氷甲子園」に47都道府県51種類の特産が出場 静岡県代表はイチゴと落花生
■浜松市のnicoeで開催中 7月31日から静岡県代表が登場
夏の甲子園切符をかけた高校野球の地方大会が全国で繰り広げられる中、もう1つの甲子園が浜松市で開催されている。うなぎパイで知られる菓子メーカーの春華堂が「かき氷甲子園」を実施している。全国各地の特徴が表れたかき氷を楽しめる暑い夏にピッタリのイベントとなっている。
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かき氷の“聖地”は浜松市にある「浜北スイーツ・コミュニティnicoe(ニコエ)」。今年で7回目を迎えた「かき氷甲子園」は期間に分けて、各地の特産品を素材にしたかき氷が販売される。今回は47都道府県51種類の素材を使ったかき氷が集まり、新作も登場する。
静岡県からは2種類のかき氷がラインナップに入った。浜松市にある「あったか農場」の「リッチ&クリーミー遠州落花生カタラーナ添え(税込み1000円)」は4年連続、磐田市にある「いちご空中農園いわた」の「磐田産きらぴ香を使ったストロベリーガーデン仕立て(税込み1100円)」は3年連続の甲子園出場となる。ともに、7月31日から8月4日までの「第6ステージ」の期間に登場する。
第6ステージには、石川県「能登の塩ラムネ金箔をのせて(税込み900円)」も販売される。かき氷に使われている輪島市の輪島製塩は500年前から伝わる「揚げ浜式製塩」と呼ばれる伝統製法による塩で、手間をかけて丁寧につくられている。
■新たな特産品やリニューアルメニューも 9月1日まで開催
かき氷に使われた新たな特産品には、熊本県のイチゴ「ゆうべに」、岩手県の夏イチゴ「リアスターベリー」、島根県の「干し柿」がある。「ゆうべに」は果肉の中まで真っ赤で、同じく熊本県特産のヨーグルトと組み合わせて、甘酸っぱいかき氷に仕上げた。
岩手県のリアスターベリーはイタリア・シチリアの伝統スイーツ“カッサータ”風のかき氷。島根県の干し柿は、チーズとシナモンを添えてフランス料理のような豪華なかき氷となっている。その他、京都府の宇治抹茶、北海道のラズベリー、石川県の塩ラムネはリニューアルして登場する。
かき氷甲子園は9月1日まで開催され、毎週月曜と通うが休館日となっている。きょう7月15日までは第3ステージで、18日から第4ステージが始まる。全8ステージとなっており、8月28日から9月1日は「オールスターステージ」。各ステージのラインナップはnicoeの公式ホームページに掲載されている。
(SHIZUOKA Life編集部)