出会えたらラッキー!? ラクダのコブのような食パンが人気【RAKUDA BAKERY】国産小麦と天然酵母を使った富山のかわいいパン店
富山市粟島の住宅街に2024年4月、ちょっと変わった名前のパン店がオープンしました。
その名は「RAKUDA BAKERY」。
シンプルながらかわいらしい見た目のパンが揃っています。
シンプルだけどかわいい!こじんまりしたパンの店
店があるのは、富山市内電車の富山港線、越中中島駅のすぐ近く。
生花店や美容室が入居する住宅街の商店長屋の前を通ると、パンの焼ける甘くて香ばしい匂いが漂ってきます。
案内が書かれた黒板とやわらかな明かりが灯るランタンが目印。こじんまりとしたかわいらしい店です。
店内には、淡いタイルの色合いがかわいい木製のショーケースが。
ハード系の大きなパンや菓子パンなど、ケースの中には約15種類並んでいて、欲しいものを伝えて出してもらうスタイル。「どれにしようかな…」と店員さんと相談しながら選ぶコミュニケーションにも楽しみが宿ります。
国産小麦と天然酵母で焼き上げ
ラクダのコブのような かわいい食パン
「RAKUDA BAKERY」で使用している小麦粉は、すべて国産。パンの食感や味に合わせて、数種類の小麦粉を使いわけています。
気になる店名の由来となっているのが、こちらの「コブパン」。
店主の安田さん自慢の小さな食パンで、ラクダのコブのような形が特徴です。写真の右から、プレーン、レーズン&クルミ、抹茶で、プレーン以外は毎日店頭に並ぶわけではないので、出会えることができたらラッキーなんだそう。
発酵は、地元の富山市で120年以上続く老舗麹店「新村こうじみそ商店」の米麹を使った酵母でおこなっています。生地の一部を熱湯で混ぜる湯種製法によってモチモチの食感に仕上げていて、サイズは小ぶりでも食べごたえと満足感は十分あります。小麦の甘みがしっかり感じられ、バターやジャムなどをつけなずにそのままの味でおいしく食べられます。
ほかにも、自家製のあんことバターがはさんである「あんバター」や同じ市内の八尾牛乳で作ったバニラビーンズたっぷりの自家製カスタードが入ったキューブ型の「クリームパン」も。
まんまるなフォルムがかわいらしい「豆パン」や、富山の食文化に欠かせない昆布を使った「こんぶチーズ」もあります。
売られているパンはどれも少し小さめですが、その分、価格も100~200円台のものが中心です。
「いろんな種類のパンをパッと手軽に食べてもらいたいので」(安田さん)
朝食やランチ、おやつにも。さまざまなシチュエーションで楽しめそうな、かわいらしいパンの店です。
店舗情報
【RAKUDA BAKERY(ラクダベーカリー)】
住 所 富山市粟島1丁目23-23
営 業 10:00~16:00
定休日 毎週 水・木・日曜、第1火曜
記事編集:nan-nan編集部