大嫌いだった元カレが生み出した〝絶品グルメ〟に6.5万人注目 「これが美味しすぎて3年も付き合ってた」
大嫌いだった元カレ。唯一大好きなのは、あなたが教えてくれた〝あの知識〟だけ......。
【画像】大嫌いな元カレが生み出した、唯一大好きだったライフハックを見る
とある女性Xユーザーの投稿が、話題を呼んでいる。
元カレが彼女に教えてくれたこと。それは、たこ焼きパーティーで具材が余った時のライフハックだった。
投稿者は、関東在住の自営業で1児の母・みょんこ︎(@koma_myon_babu)さん。
2024年11月10日にポストした写真には、みじん切りのキャベツやネギ、ちくわや揚げ玉、青のりなどと一緒に、白ごはんが入っている。
これは一体、どういう状況なのだろうか? みょんこさんはこう説明している。
「これは歴代史上1番大嫌いだった元彼が教えてくれた唯一大好きだったタコパ後の〆ライフハック。タコパで余った材料に、ごま油とめんつゆと卵と冷やご飯等をぶち込んで作る焼きおにぎりである。これが美味しすぎて3年も付き合ってた迄ある。 世代を超えて息子も爆食であった ありがとう、幸せにな〜!!」
何それ、超美味しそう! ちょっと気になる背景があるのはともかく、真似してみたいかも。
Jタウンネット記者は13日、たこ焼きパーティー後の「焼きおにぎり」について、改めてみょんこさんに話を聞いた。
「食べ物を粗末にするんじゃ?」と心配したけれど...
みょんこさんが、タコパ後の〆ライフハックと出会ったのは、10年ほど前のこと。噂の〝大嫌いだった元カレ〟と交際中、タコ焼きパーティをしていた時のことだった。
2人はあまりタコ焼き作りに慣れておらず、失敗を繰り返したという。結果、生地の方が先に足りなくなり、中に入れる具材だけが残ってしまう事態に。
しかも、お腹いっぱいにもならない。そこで元カレは卵かけご飯を作って食べようとして......そして、思いついたらしい。そのご飯に余った具材を入れてタコ焼き機でやてみようか、と言い出したのだ。
「その彼の行動の大胆さになんだかびっくりした反面、凄くドキドキしてたのを覚えてます。 味も想像つかないし、『たこ焼き器で残飯処理...食べ物を粗末にするんじゃ...? 大丈夫かな?』と」(みょんこさん)
ところが、みょんこさんの不安に反して、出来上がった焼きおにぎりはとても美味しかった。
「初めて食べる味の焼きおにぎりでした。子供の頃に戻った様な、懐かしくて嬉しくてワクワクする味でした」(みょんこさん)
以来、みょんこさんはそれを「ごちそう焼きおにぎり」と呼んで喜んで食べるようになり、元カレは彼女のために度々作ってくれたそうだ。
食べムラ期息子も大満足! サンキュー元カレ!
そんな「ごちそう焼きおにぎり」の作り方は簡単。タコ焼き作りで余ったキャベツのみじん切りや青ネギ、桜エビ、天かす、鰹節などの具材にご飯を入れる。
それに卵とめんつゆ(3倍濃縮)、ごま油、みりん、いりごまなどを投入して混ぜたものを焼いていくだけだ。
「これといったポイントは特にありません。 皆様各自で、お好きな物を追加して入れたり減らしたりしてワクワクしながら焼いて楽しく食べてもらえたらな、と思います」(みょんこさん)
ちなみに、みょんこさん宅のタコ焼きの具材は、1歳9か月の息子さんに野菜を食べてもらうためにキャベツのみじん切りを多めにしたり、ミックスベジタブルや粉チーズを混ぜる事もある。
また、幼児でも安心して食べられるようなツナ、コーン、魚肉ソーセージ、カニかま、ちくわ、ベビーチーズなどを多めに用意することが多いそう。
「イメージは和風な味の炒飯、焼き飯です。以前大流行した『悪魔のおにぎり』のアップデートチートバージョンだと思っていただけたら。 タコパの臨場感のワクワクさとカロリーが相乗効果になって凄く満足度が高いですよ」(みょんこさん)
「ごちそう焼きおにぎり」の味は、みょんこさんの家族にも大好評。背景を知らない夫は、「凄く美味しい。たこ焼き器って便利だね」と喜んでおかわりしていたそうだ。
「何より1番嬉しかったのは、食べムラ食事イヤイヤ期真っ只中の息子もおかわりの連続だったことです。ひっくり返されたりこぼされたりすることも無くて、一口サイズなのでつかみ食べにもぴったりです。炒飯や混ぜご飯だと野菜に気付くのですが、これだと気づかないみたいです」(みょんこさん)
みょんこさんが元カレから教わった「ごちそう焼きおにぎり」は、X上で6万5000件以上のいいね(14日昼時点)を集めるなど話題に。ユーザーからはこんな声が寄せられている。
「ブクマしたありがとう元カレ」 「たこ焼きの具が余るかどうかの議論は別として、たこ焼き器で焼きおにぎりしてみたいな」 「これするためにたこ焼き器買おうかな」
こうした反響に対し、みょんこさんは
「これからのシーズン何かと大人数で集まる機会も増えてくると思うので、特にお子さんの食べムラで悩んでいる方や、おうちに眠っているたこ焼き器がある方は、是非お鍋を囲む感覚で気軽にシェアして楽しんでいただけましたら幸いです」
とコメントした。