住宅街のオアシス!子どもが大満足の遊具・広場あり!湧水が流れる池には魚も住む「白川公園」(しらかわこうえん)(沖縄市)
沖縄市知花の住宅街にある「白川公園(しらかわこうえん)」はストリートスポーツが楽しめる広場や遊具がある広々とした公園です。地域の方からは「白川街区公園(しらかわがいくこうえん)」と呼ばれ、親しまれているスポットです。敷地内には湧水が流れ、魚などの水辺の生きものに出会える池があり、遊び盛りの子どもたちも大興奮間違いなし!はじめて訪れる人にとっては「静かな住宅街に湧き水の流れる公園が?!」とまさにオアシスを発見したような感覚。 さぁ、もうみなさんすでにドキドキしてきたのではないでしょうか?!冒険心をくすぐるワクワクたっぷりの白川公園を紹介します!
ちびっこ大歓迎!ちょうどいいサイズ感の複合遊具と砂場の広場
駐車場に車を止めるとまず目の前にある広場には、コンビネーション遊具と砂場があります。大きな子どもにはすこしもの足りない大きさですが、ちびっこにとっては滑り台もあり十分楽しめてちょうどいいサイズです!
遊具を見つけた瞬間、よーいどん!といわんばかりに娘は迷わず遊具にかかる橋を渡っていきます。小さな子どもの目線から見ると、くねくねしている橋を渡って迷路のような感覚なのかな?!
寄り道をしつつやっと滑り台の場所までたどり着きました。小さな滑り台が数種類あり、横には階段もついています。全体的に遊具の色褪せなどもあり少し古いようでしたが、黄色と緑の滑り台はまだまだしっかり遊べました。 ※2025年11月時点では青いトンネルすべり台は使用不可になっています。
遊具のエリアの地面は砂場になっており、お砂遊びもできるのもポイント!ただ、遊具の周り以外は芝生が侵食してきており、遊べそうにありませんでした。植物の生命力はすごいですね!
遊具の周りはサラサラの砂場。今回はお砂場セットを持ってきていませんでしたが、前に遊んだ子どもたちの忘れものらしきスプーンを発見したようでさっそく拾って遊んでいました。お昼前の時間帯でしたが、遊具がちょうどいい日陰になっているのがとってもナイスです!
ストリートスポーツの聖地!スケボー&バスケ 遊び放題の広場
先ほど紹介した遊具はちびっこ向けでしたが、白川公園にはすこし上の年代の子どもたち向けのストリートスポーツが楽しめるコンクリート広場があります。年齢が離れている兄弟でも楽しめるので、気兼ねなく遊びに来れますね!
ピカピカのワールドカップ仕様のリング。後ろにはしっかり柵があるのでシュート打ち放題!ボール拾いの手間も省けそうでいいですね〜。バスケ好きキッズの自主練にいかがでしょうか?
バスケコートの反対側はかなり広めのスケボーパークになっています。端にはそれぞれ「セクション」と呼ばれるトリックやスキルを試す構造物が設置されており超本格的!もともと沖縄の中部はストリートスポーツが根付いており、スケボーパークのある公園も多くありますが、混み合っている印象でした。しかし、白川公園のパークは週末なのにあまり人がいなかったので、もしかしたら穴場かも?!
芝生広場横の街路樹の木の実でアートも楽しめる!
遊具のある広場とコンクリート広場の間には芝生の広場もあります。ちびっこのボール遊びは芝生の広場がよさそうです。横になってのんびりと過ごすのもいいですね。
公園の敷地にはコバテイシ(モモタマナ)と呼ばれる街路樹が植えられていて、芝生広場横にあるコバテイシの木の周りには木の実がたくさん落ちていました。
娘が「見てみてー!」とうれしそうに木の実を拾ってきてくれたので、木の実を使って娘のお気に入りのキャラクターを描いてみました(笑)。大量に落ちているので無限にアートが描けます。
完成した!と思ったのもつかの間。速攻ではじまる怪獣ごっこ。木の実集め大変だったのに…と嘆くママを気にもせず、儚く散っていく木の実アート。まさに創造&破壊のアートで芸術の秋を満喫しました。秋の公園には落ち葉や木の実などもたくさん落ちているのでぜひ探してみてください。
公園のまんなかには広めの東屋もあり、テーブルや椅子も設置されているので、休憩場所には困りません。秋になり暑さも和らいできたので、晴れた日にお弁当を持ってピクニックするのもいいかもしれませんね!
まさにお魚天国!湧き水が流れ込む池で水辺の生きものに出会えちゃう!
公園の目玉の”湧き水が流れる池”は地域の方々にも愛される場所で、犬の散歩や池を見に来る人びとの姿が見られました。ウッドデッキが作られており、水辺まで歩いて行けるようになっています。
湧き水が出てくる場所は沖縄の方言で「ガー」と呼ばれ、昔から人びとの生活を支えています。透明感のあるきれいな湧き水が流れていました。
思ったよりも水量もたっぷり!じゃぶじゃぶ流れてくるお水に大興奮の娘。ご想像どおり、直後に靴ごとお水にじゃぼん。ちびっこを連れてくるときにはお着替えを持ってくるのを強く推奨します!
池にはたくさんの生きものが住んでいます。野生のアヒルも見かけましたが、びっくりしたのか、もの陰に隠れてしまいました。水面を覗き込むと100匹以上の魚が泳いでおり、まさにお魚天国!大きな魚の姿もありました。残念ながら、池のウッドデッキに「釣り禁止」の文字が掲示されておりましたので、マナーを守って楽しみましょう!
池の周りをぐるりと一周のお散歩コースはスリル満点!
池の周りを歩いて一周できそうだったのでお散歩がてら行ってみました。どうせなら楽しそうなルートを行こうと思い、飛石に挑戦してみました。娘を抱っこしながらだったので、2つ目の石で後悔。少し石が小さめの割に石と石の間も距離がありスリル満点でした。勇敢なキッズが挑戦してくれるのを期待ですね! 小さな子ども連れの場合は飛石をとおらずに行ける別のルートをご利用がおすすめです。
道を進むと、ちょうどウッドデッキが反対側に見える場所に橋がかかっていました。橋をわたりさらに進むと、湧き水が流れている場所にたどり着きます。しかし、橋を渡った先の地面が水浸しになっており進めなかったので、一周する際は長靴などを履いて来た方がよさそうです。
池の周りにはサガリバナの木も多く植えられていました。サガリバナの季節は夏ですが、今年の11月は少し暑かったからか、季節外れの花も見られました。開花のピーク時に訪れると幻想的な開花が見られるかもしれませんので要チェックです!(6月下旬〜7月中旬の日没から夜にかけて開花するようです)
生物観察や散策のあとは、湧き水横の東屋で一休み。木陰にもなっておりとても涼しく過ごせます。子どもたちが湧き水で遊んでいるのも見守れるちょうどいい場所です。
白川公園(しらかわこうえん)の施設情報について
トイレの上には公園の守り神のシーサー。トイレとしてはとても斬新なデザインです。公園で遊ぶ子どもたちを上から見守ってくれている様子。トイレは少し古い感じですが、問題なく使えます。
公園には自動販売機が2台あり、それぞれ駐車場側と反対側の入り口に設置されています。公園外にもいくつかあるので飲みものには困らなさそうです。
トイレと遊具のすぐ横に駐車場が5台分あります。
公園に設置されている地図には、池に生息していると思われるトンボがたくさん描かれています。
まとめ
「静かな住宅街に、オアシス?」と驚くようなロケーションにありながら、一度訪れるとまた行きたくなる魅力が詰まっている白川公園。ちびっこ向けの遊具エリアから本格的なスケートボードパーク、自由に走り回れる芝生広場まで、幅広い年齢層がのびのび過ごせる場所です。 特に湧水が注ぎ込む池は、白川公園ならではの象徴的な存在。水が出てくるガーや豊富な生きものは子どもたちの探究心を引き出してくれます。季節ごとの木の実や花など、自然とのふれあいもたっぷり楽しめるのもポイント。 家族で過ごす休日に、ぜひ白川公園に遊びに行ってみてはいかがでしょうか?
白川公園(白川街区公園)住所
〒904-2143
沖縄県沖縄市知花4丁目18
Yahooマップ、マピオンで検索の方
※Google Mapで検索する方は「白川街区公園」と検索すると経路が出てきます。
電話番号
098‐939‐1212(沖縄市公園みどり課)
開園時間
規定なし
駐車場
あり
施設情報
多目的広場、スケボーパーク、バスケコート、コンビネーション遊具、池
トイレ
あり
おむつ替えベッド:なし
子どもトイレ:なし
授乳室
なし
自販機
あり