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今回のプレデターは感情があり、狩られる側。いつもと違う視点で新章スタート、シリーズ未見でも入りやすい

SASARU

毎週・木曜日の25:30から北海道・札幌のFM NORTH WAVE(JFL系)で放送されている、矢武企画制作・映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」の内容をSASARU movieでも配信!
キャプテン・ポップコーンこと矢武企画・矢武兄輔が、映画の情報はもちろん、映画に関係するまちの情報、映画がもっと近くなる内容をお届けします。

映画系トーク番組「キャプテン・ポップコーン」は、北海道外にお住まいの方、もしくは聴き逃した方でも、インターネットで聴けるradikoで一定期間は聴取することが可能です。
この記事では11月13日(木)に放送した番組内容をお届けしています。 進行台本と放送内容を基に記事を作成しています。そのため、実際の放送内容とは違う表現・補足(話し言葉と書き言葉等)並びに、放送ではカットされた内容を含む場合がございます。 また、公開される映画館名や作品情報、イベントは上記日程の放送または収録時点のものになりますのでご留意ください。

【提供】キャプテン・ポップコーン/矢武企画

カツオ節のゆーへい、どきどきっ映画くじ #81

(C)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

このコーナーは、年内の劇場鑑賞·100作品を目指す鰹節ノ富樫政雄商店・ゆーへいさんに、映画館での劇場体験を。そして、クジで引かなければ、観なかったであろう映画を運命的にマッチングするコーナーです!!

映画『プレデター:バッドランド』

シリーズ初、プレデターが主人公の完全なる新章。誇り高き戦闘一族から追放され、宇宙一危険な「最悪の地(バッドランド)」に辿り着いた若き戦士・デク。次々と敵に襲われる彼の前に現れたのは、上半身しかないアンドロイド・ティア。「狩り」に協力すると陽気に申し出る彼女には、ある目的が。「究極の敵」を狩って真の「プレデター」になれるのか、それとも「獲物」になってしまうのか。規格外のコンビが挑む、究極のサバイバルSFアクションが今始まる!

監督は『プレデター:ザ・プレイ』(22)のダン・トラクテンバーグ。アンドロイドの少女を『マレフィセント』(14、19)などのエル・ファニング。

ゆーへい:今回の作品は、プレデターのデクが戦士へと成長していく物語だと感じました。私はほぼ初めて『プレデター』(87〜)シリーズを観たのですが、デクはとても未熟で、人間的な一面が強く印象に残りました。作品を観る前までのプレデターのイメージは、謎が多く残虐な狩人というものでしたが、その認識は合っているのでしょうか。

矢武:物語内の人間側から見るプレデターは、姿が視えないので謎の存在です。一方1作目からシリーズを観ている方であれば、プレデターがどんなキャラクターなのかは分かっています。

(C)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

ゆーへい:今回のプレデターは人間的な印象が非常に強く感じられました。過去作を観ている人にとっては、従来のイメージとの違和感はなかったのでしょうか。

矢武:その点については、良い意味でも悪い意味でもあると思います。今回のデクは感受性が豊かに描かれており、人間らしさが前面に出ています。
一方で、従来のプレデターは感情が読み取りづらく、知性は感じられるものの、内面が見えない存在として描かれてきました。そのため、シリーズを知る人のなかには抵抗感を覚える方もいるかもしれません。
しかし、ゆーへいさんのように本作で初めてプレデターに触れる方にとっては、非常に入りやすい作品だと思います。これがフランチャイズ化ということなのだと、観ながら感じました。

(C)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

ゆーへい:デクとアンドロイドのティアが共闘する点も印象的でした。プレデターの「ひとりで戦う誇り高き戦士」という掟に反してティアと共に戦う姿が新鮮でした。感情を持ち、他者を理解することで成長していくデクの姿から、仲間や家族とは何かを学んでいく旅だったと感じました。

(C)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

矢武:今回は敵として登場するのが、人間の姿をしたアンドロイドである点も特徴的です。従来のプレデター作品のような人体損壊などの残酷なシーンは控えめで、小さなお子さんでも比較的入りやすい内容だと感じました。そして、物語に登場する「ウェイランド・ユタニ社」も重要なポイントです。ティアを含むアンドロイドを製造した企業であり、『エイリアン』シリーズ(79)にも登場する会社です。はっきりは言えませんが、何かを示唆しているように思えますよね!!

映画『プレデター:バッドランド』(G)はTOHO シネマズ すすきの、札幌シネマフロンティア、ローソン・ユナイテッドシネマ札幌のほか、旭川、小樽、江別、釧路、北見、苫小牧、室蘭、函館、帯広、千歳で11月7日(金)から絶賛公開中です!

週末興行ランキング3!!!!!

(C)呉勝浩/講談社 (C)2025 映画『爆弾』製作委員会

11月7日(金)から11月9日(日)まで、全国の映画館でたくさんの人に観られた映画はコチラ!

第3位:映画『プレデター:バッドランド』

初週3日間で動員約16.2万人、興行収入約2.6億円。高度な文明を築き、狩りを誇りとする戦闘種族“プレデター”の若者を主人公にしたサバイバルSF アクションです。

第2位:映画『爆弾』

累計成績は動員71万人、まもなく興行収入10億円を突破。
取調室で行われる謎解きゲームと、警察の東京中を駆け巡る爆弾探しがリアルタイムで進行する映画です。

第1位:劇場版『呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』

初週3日間で動員約41.8万人、興行収入約6.4億円。
テレビ放送した第2期の後半と、来年1月放送となる第3期の1話&2話を上映しています。

いま映画館で、みんなに多く観られている上映作品です。ぜひ、映画選びの参考にしてみてくださいね!

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