“幸せのティータイム”に会いに。「カフェタナカ」初の書籍出版のお披露目会をレポート
フランス菓子の技術と名古屋の喫茶文化を融合させ、上質なティータイムを過ごせる「カフェタナカ」。人気は名古屋だけにとどまらず、全国区!お取り寄せもできるクッキー缶「レガル・ド・チヒロ」は、なかなか手に入れることができないほどの人気ぶりです。
そんな「カフェタナカ」は2023年で創業60周年。さらに今年は、田中千尋さんがシェフパティシエとなって30年。その節目を記念し、2025年6月1日に初の書籍「CAFE TANAKA PHILOSOPHIE 幸せのティータイム」を発行します。発行に先駆けてサロンでおこなわれた「婦人画報のお取り寄せとの限定イベント」に参加しました。
シェフパティシエの千尋さんのトークを、アフタヌーンティーをいただきながら。
「婦人画報のお取り寄せとの限定イベント」が行われたのは、カフェタナカ本店のサロン。優しいピアノの生演奏が、午後の穏やかなティータイムとこれから始まるイベントへの期待感を高めてくれます。この日の皆さまは、九州や関東など、全国各所からお越しのようでした。
このイベントのお楽しみは、グランシェフパティシエ・田中千尋さんのトーク&季節の食材をふんだんに使ったアフタヌーンティー。トークイベントでは、1963年に創業してから現在までのカフェタナカ本店の歴史や喫茶の在り方の変化、この先100年を目指すために大切にしたいこと…などなど、貴重なお話を聞くことができました。また、千尋さんが信頼する岩手県のリンゴ生産者・吉田聡さんや、ティーブレンダー・内田智子さんとのトークセッションも。まさに、「人生を豊か」にしてくれるヒントが散りばめられていました。
当日のアフタヌーンティーは、トークセッションをおこなった内田智子さんがセレクトした2種類のアイスティーでペアリングを体験。皆さん、セイボリーとお菓子をいただきながら、好みの組み合わせを楽しそうに語っていたのが印象的です。
パティスリーは、カルダモンが香るスワンシューに、サントメ産のカカオが濃厚なマカロン、フルーツにはキリッとした甘酸っぱさのパッションフルーツを使用するなど、味と香りの変化にも驚くばかり!セイボリーの食材も滋賀県の近江鴨に北海道のホタテと、本物にこだわる。「生産者と大地へのリスペクトを大切に」という、千尋さんの想いをしっかりと感じられます。
初の書籍は、歴史と哲学を詰め込んだフォトブック
老舗パティスリー〈カフェタナカ〉が届ける、初のオリジナル書籍『CAFÉ TANAKA PHILOSOPHIE 幸せのティータイム』は、2025年6月1日発売。カフェタナカがこれまで大切にしてきた「おもてなしの心」や「味づくりの哲学」、そしてその先にある“豊かな時間のあり方”を、そっと手渡してくれるような内容です。
本書では、人気クッキー缶「レガル・ド・チヒロ」をはじめとする代表作の背景や、素材へのこだわり、国内外の生産者との交流まで、店の裏側に広がるストーリーを丁寧に綴っています。美しい写真とともにページをめくるたび、まるで焼き菓子の香りが漂ってくるような感覚に包まれることでしょう。
書籍の発刊にあわせて、スペシャルなクッキー缶も登場。カフェタナカの定番をミニサイズに詰め込んだ「プティ シュクレ」は、本の世界観を味わうティータイムにぴったりの一缶。一枚ごとに違った魅力を楽しめるよう仕立てられています。
物語を読みながら、クッキーを一つ。そんな贅沢で静かな午後は、カフェタナカが伝えたい“幸せのかたち”そのもの。心の温度が少し上がるようなこの体験を、ぜひご自宅で楽しんでみてはいかがでしょうか。
書名:『CAFÉ TANAKA PHILOSOPHIE 幸せのティータイム』
価格:5500円(税込)
発行:ハースト婦人画報社
カフェタナカ 本店
場所 愛知県名古屋市北区上飯田西町2-11-2
営業時間 カフェサロン/9:30~17:30(土日は8:30~17:30)
※LOは各日閉店30分前
ショップ/10:00~18:30
定休日 無休
お問い合わせ 052-912-6664
公式サイト http://www.cafe-tanaka.co.jp/
駐車場 25台
アクセス 名鉄「上飯田駅」より徒歩で約5分