Yahoo! JAPAN

【挑戦】めちゃくちゃ人が浮き上がっている『聖闘士星矢』のアッパーカットの再現に挑んだら、結構上手く行った!

ロケットニュース24

週刊少年『ジャンプ』の黄金期を支えた漫画といえば、『ドラゴンボール』、『北斗の拳』、『ジョジョの奇妙な冒険』など、いまだに愛される作品が挙げられる。私(佐藤)が個人的に思い入れのある作品は『聖闘士星矢』だ。新しい聖衣(クロス)が登場する度にワクワクしたものだ。

ところで聖闘士星矢といえば、殴られた相手がめちゃくちゃ高く飛ぶ描写が頻繁に登場する。これに限らず、作者の車田正美先生の作品『リングにかけろ』(リンかけ)や『男坂』でも、やはり殴られた相手がめちゃくちゃ高く舞い上がるのだが、コレを何とか現実で再現できないだろうか?

そこで私は可能な限り、アナログな方法で忠実な再現に挑んだところ、思いのほか簡単に上手く行ったので、みんなもマネしてくれ!

・聖闘士星矢のあのパンチ

再現するに当たって、まず最初に考えなければいけないのは、天井の高さだ。作品では殴られた相手が推定2~3メートル。場合によってはもっと上まで飛んでいる。仮に殴った相手がそこまで上がるとして、編集部で実践した場合、天井にぶち当たってしまうことになる。

そこまで上がれるのなら、私は天井にぶち当たっても構わない覚悟ではいるのだが……

今回この挑戦を手伝ってくれるのは、いまだに衰え知らずの現役キックボクサーのGO羽鳥である。「天井まで殴ってくれ」とお願いしたいところだが、挑戦成功を喜んで笑顔のまま天井にぶち当たる私の姿を見せて、彼に気まずい思いはさせたくないので、今回は殴られずに挑戦することにする。

私の発想はとても単純だ。ただジャンプすればいい。多分、このくらいの高さが私の「その場飛び」の限界だろう。我ながら、51歳の割に高く飛べていると思う、うん。

ってことで、私の前で羽鳥に拳を突き出してもらって、私は後ろでジャンプ!

すると、こうだ

あれ? 結構上手く行ってない? もうコレでも良いんじゃないの? くらいのクオリティで撮れてしまった。とはいえ、少し高さが足りない。

そこで今度は羽鳥にひざまずいてもらってジャンプ!

すると……

結構イケる! 割と様になってるな。よく考えたらコレ、結構前に流行った「魔貫光殺砲」の撮影と一緒じゃないか。まあ、いいか。これからは「リンかけごっこ」として定着することを願っている。

さて、この画像に移動線をのせてみると……、いい感じ!

これで挑戦を終わっても良いが、物足りないのでもう少し挑んでみよう。私と羽鳥の距離を遠ざけると、向こう側に飛んでいるように見えるんじゃないのか? この構図で撮影してみよう。

画角的にはこのくらいが良いんじゃないかな? 羽鳥には「ドラゴン紫龍」になり切ってもらって、ひざまずいたまま拳を突き出してもらう。

その向こうでジャンプ!

やってみたところ、位置関係は良いと思うんだけど、さっきみたいなダイナミックな感じがなくなったな。拳を突き上げる人と、向こうで飛んでいる人って感じで、一体感がなくなってしまった。

なので、今一度位置を調整して再びジャンプ!

うん、これならいいかな。良いんだけど、床が見えているとジャンプしているのがバレるので、アナログはここまでにして、最後は「Gemini」に生成してもらった宇宙の画像と合体!

すると、こうだ!

う~ん、いい感じで小宇宙(コスモ)が爆発しているな。ということで、結構簡単にできるので、みんなもマネしてほしい。背景を宇宙にしたら聖闘士星矢。背景に「JET」とか「DOGOOM」などの文字を太字でのせたらリンかけだ。覚えておいてくれよな!

執筆:佐藤英典
Photo:Rockenews24

【関連記事】

おすすめの記事