長尾謙杜さん＆山田杏奈さん登壇 大阪で映画「恋に至る病」舞台挨拶
TOHOシネマズ梅田（大阪市北区）で10月28日、映画「恋に至る病」の舞台挨拶が行われ、W主演の長尾謙杜さん（なにわ男子）と山田杏奈さん、そして廣木隆一監督が登壇した。
内気な男子高校生・宮嶺望を演じる大阪出身の長尾さんは、大阪の雰囲気について聞かれると「温かく迎えてくださっているなと感じます」とコメント。「山田さんを大阪案内するならどこに連れていきますか？」という質問には、「パッと浮かんだのはユニバ（ユニバーサル・スタジオ・ジャパン）です」と笑顔で回答した。また、子役時代に海遊館のCMに出演していたエピソードを明かし、山田さんが「『かいゆうかんっ！』って言ってたよね」と話すと、長尾さんも一緒に「かいゆうかんっ！」と呼応。会場は笑いと拍手に包まれた。
最後に、廣木監督は「いろんな要素を詰め込んだ映画です。観る人によって『これはどういうことかな？』と感じてもらえるような作品にしたいと思っていました。キャストの皆さんのおかげで思い通りに完成したので、ぜひ二度三度ご覧ください」と呼びかけた。山田さんは「観る方によって感想が変わる作品だと思います。一度観て、二度目に観たときに『ここはこうだったのか』と発見がある映画です。何度でも楽しんでもらえたら」と話し、長尾さんも「短い時間でしたが、皆さんと楽しい空間を共有できてうれしかったです。純愛なのか洗脳なのか、いろいろ感じるところがあると思うので、友達と考察をシェアして何度も観て楽しんでください」と語った。
原作は俊英作家・斜線堂有紀さんによる小説「恋に至る病」。ミステリーと恋愛を自在に行き来する物語として注目を集め、2020年3月の発売直後にはTikTokで紹介動画が200万回を超える再生を記録。30回以上の重版を重ねた話題作となっている。
映画「恋に至る病」は現在、大ヒット上映中。