6月7日に「宮野ホタルまつり」 今年は宮野小が舞台に
第41回「宮野ホタルまつり」が、6月7日(土)午後4時から8時半まで、宮野小学校(山口市宮野下)で開かれる。主催は宮野ホタルまつり協賛会(TEL083-934-5005)で、雨天決行。
会場には、宮野商工振興会、宮野小PTA、宮野自治連合会、るりがくえんなどの協力団体による飲み物、焼き鳥、うどん、わたがし、フランクフルト、ドーナツなどの飲食ブースがズラリと並ぶ。さらに、和菓子付きの茶席や、千本引き、スーパーボールすくい、射的、「ストラックアウト」など、子どもから大人まで楽しめる遊びコーナーも設けられる。
イベントステージは、体育館に設置される。5時に宮野中吹奏楽部による演奏で開幕。5時半からは、宮野小児童のホタル飼育表彰、作文・イラスト表彰、代表児童による作文朗読などのセレモニーがある。続いて6時からは、小学生までの子どもが対象の「お菓子まき」。
クイズラリー(無料)およびワークショップ「ホタルかごをつくろう」(先着30人、500円)への参加希望者は、総合受付でエントリーする。7時ごろからステージで始まるビンゴゲーム用のカードは1枚100円で、1人3枚まで購入できる。
さらにステージでは、6時半から「JOY FLY(校長先生&みやさぽバンド)」による演奏も。宮野小の古屋伸浩校長と、子どもたちの育成をサポートする団体「みやさぽ」のメンバー5人が出演する。
駐車場は、同小グラウンドと宮野中グラウンドに、駐輪場は宮野地域交流センターと「JA朝市」に用意される。また、付近の市道は、3時55分から8時半(予定)まで車両通行規制がかかる。
「成虫の採集、ふ化、放流と、宮野小の子どもたちのおかげで、宮野地域は『ホタルの里』を保てている。飼育活動に取り組んでいる児童たちに感謝しつつ、まつりを楽しんでもらえたら」と同協賛会。
宮野小にホタルを飼育する「ホタル委員会」が発足したのが1983年で、翌1984年に初めてホタルの幼虫を放流した。さらに、その翌年の1985年に山口ふれあい館(山口市宮野上)が開館。それらの要素が重なったことで、成虫となったゲンジボタルの乱舞や展示等を楽しんでもらおうと、「宮野ホタルまつり」は同館を会場に始まった。2020年(第36回)と2021年(第37回)はコロナ禍で中止となった(回数はカウント)が、2022年には宮野地域交流センターに会場を変更し、イベント内容や交通アクセスなども見直すことで再開。だが昨年の40回記念大会は、雨天のため中止に。宮野小の児童らが大変残念がったために「雨でも開催できないか」と模索し、今年は会場を宮野小に移すことになった。