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『スパイダーマン4』米公開が1週延期、クリストファー・ノーラン神話超大作を回避か

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トム・ホランド主演のマーベル映画シリーズ最新作『スパイダーマン4』の米公開が、2026年7月24日から同月31日に延期されたことがわかった。米などが伝えた。

1週間の延期としたのは、監督による最新作『オデュッセイア』7月17日公開からできるだけ遠ざけるためと見られている。『オデュッセイア』は詩人ホメロスによる英雄叙事詩『オデュッセイア』を原作とする神話アクション超大作で、『スパイダーマン』メインキャストのトム・ホランドとゼンデイヤも出演している。

これに伴って米国では、『オデュッセイア』が少なくとも公開後2週にわたってIMAXスクリーンを事実上占有することになるだろう。スパイダーマンは、ノーラン神話がある程度落ち着くタイミングを見計らってスイングする。公開がわずか1週違うだけで興収に影響が生じるということであり、スタジオはシビアな判断を下している。

クリストファー・ノーラン『オデュッセイア』は2026年7月17日に米国公開予定。日本公開は未発表。米配給はユニバーサル・ピクチャーズ。慣例通りであれば、日本配給は(2023)を見送った東宝東和にとって初のノーラン作品となる。

ソニー・ピクチャーズの『スパイダーマン4』は2026年7月31日米公開予定。ソニー・ピクチャーズ・ジャパンは2026年夏の日本公開をアナウンスしている。同社は日本公開日をできるだけ米公開日に近づけるよう試みており、『モービウス』(2022)と『クレイヴン・ザ・ハンター』(2024)では日米同時公開を実現した。夏は洋画のみならず邦画作品なども大物競合がひしめくため、ラージフォーマット含むスクリーンの争奪戦が起こりそうだ。

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