えのすいのミナミアメリカオットセイ 愛称「アトム」に決定
新江ノ島水族館で6月に誕生したミナミアメリカオットセイ(オス)の愛称が「アトム」に決まった。1日に命名式が行われた。
愛称は10月に募集。応募総数3614件の中で「アトム」は5番目に多い49件の応募があり、覚えやすく親しみやすいことなどを理由に選定された。同じ愛称が複数あったため抽選によって川崎市在住の金本和久さん(7)が命名者に選ばれた。母アポロと父ムサシから1字ずつとって名付けたという金本さん。「強い男の子として元気に育ってほしい」と願いを込めた。
アトムは同館では初めて誕生したミナミアメリカオットセイ。誕生時4・48キロだった体重は、15・4キロ(1日現在)と母乳のみで3倍以上に増え、すくすく成長している。現在はバックヤードで生活しているため、館内にトリーターのコメントと動画で成長の様子を掲示しているという。
同館担当者は「これからもアトムの成長をあたたかく見守って」と呼び掛けている。