東京湾の船カワハギ釣りで27cm頭に釣る人9尾【千葉・吉野屋】シーズン遅れ気味か
9月11日(水)、東京湾浦安の吉野屋からカワハギ狙いで出船。
浦安吉野屋でカワハギ釣り
6時に船宿 吉野屋に到着。店舗前のカワハギ船の座席予約ボードを見ると、すでに四隅の札は外され、右舷トモ2番に入る。
受け付けのあと船着き場へ向かい、第三吉野屋丸に乗り込む。石原一樹船長とあいさつを交わして準備を済ませ、定刻の7時に出船。
航程約1時間半で竹岡沖水深25mのポイントへ。船長から「この辺りからやっていきます。準備をしておいてください」とアナウンス。
釣り場の海況は晴れ、南風2~3mでナギ、水色は濁りを含んだ緑茶色で、小潮の上げ潮はごく弱かった。
ひと流し目からヒット連発
8時半に釣り開始。上バリに持参したエビ、中バリと下バリにはアサリのむき身を装着。底ダチを取ったら、こまかい小突きを3回程度入れてから1mほど誘い上げ~誘い下げ。オモリが底に着いたらゼロテンションで数秒停止させて食わせる間を与える。
1投目からベラやトラギスなどゲストのアタリ。まもなく船長から「とりあえず1尾出ましたよ」とアナウンスがあり、左舷まで見にいくと、ミヨシ2番の常連の渡辺さんが20cm級カワハギを上げていた。
2、3分後には右舷ミヨシの鈴木さん、左舷ミヨシの中島さんに18cmが連続ヒット。鈴木さんは次の投入でも同級を追加した。
ひと流し目の本命のヒットは船の前寄りに集中、下バリへのヒットが多かった。
貸し竿に25cm級良型
船は20分で流し変えると、右舷胴の間の竹内さんに17cm。
続いて左舷の渡辺さんが同サイズを釣り上げ2尾目、少し間が空いて右舷ミヨシ2番の竹内さんの友人のケイスさんの貸し竿に25cm級の良型が掛かって大騒ぎ。
この間、右舷トモの杉本さん、左舷トモの藤本さんも17、18cmを抜き上げる。
当日最大の27cm登場
さらに、左舷トモ2番の木許さんに20cm級がきて、船中オデコは私だけ。
10時半までに渡辺さんが6尾。さらに次の流しでは当日最大となる27cmをキャッチ。
小移動後にやっと私にもアタリがきて、上バリに掛かってきたのは22cm。
下げ潮になると、フグが活発化。私は船が大幅移動した13時までにハリを40本消耗してしまう。
このあと、14時過ぎの干潮に向かう潮時にゼロテンションを多用する釣りに切り替えると、22、23cmを連釣。夏カワハギの強烈なヒキを楽しみ午後2時の沖上がりを迎えた。
最終的な船中釣果は17~27cm1~9尾だった。
船長のコメント
「今年は昨年以上の高水温で魚が岸際から釣り場まで下りてくるのが一カ月ほど遅れている印象です」
<週刊つりニュース関東版APC・木津光永/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年9月27日号に掲載された記事を再編集したものになります。