万騎が原中 巨大卒業証書門出に華
旭区の万騎が原中学校(綿貫芳人校長)の卒業式が3月12日に行われ、等身大の卒業証書パネルが式典を彩った。
このパネルは同校PTA(石塚慶和会長)が贈ったもの。コロナ禍でPTA活動が制限されてきたなか、生徒たちに還元できることとして企画された。旭区内では小学校で同様の取り組みがあったが、中学では初になるという。
大きさは200cm×230cm。約280人の卒業生が記念撮影できるようにと3枚が作られた。日付が変更可能で、石塚会長は「これから先もずっと使ってもらえれば」と話している。
卒業式終了後にはパネルの前で写真を撮ろうと、多くの生徒と保護者が列をなしていた。母親と一緒に撮影した平子剛大さんは、「本当の卒業証書を手に持ちながら撮影できるのが面白い。良い思い出になりました」と嬉しそうに話した。