「マットレス」の寿命を縮める“3つのNG行為”「皮脂や角質汚れが蓄積する…」「使い方見直そう」
マットレスは意外と高い買い物。できることなら1日でも長く大切に使いたいものですが、使い方が間違っていると劣化が早まる可能性があります。ここでは、マットレスが傷む原因になる「NG行為」をご紹介します。
NGその1.敷きっぱなしにする
マットレスも布団同様、定期的な天日干しが長持ちの秘訣です。就寝中にかいた汗などによって、マットレスにも湿気が溜まります。
天日干しして湿気を蒸発させると、カビやダニの発生をおさえられます。干さずに敷きっぱなしの状態では、カビの発生リスクが高まるため注意が必要です。
サイズや素材で天日干しできない場合は、布団乾燥機を使って湿気を取り除いてください。
NGその2.シーツの洗濯をさぼる
マットレスにシーツを敷くと、皮脂などの汚れや湿気からも守ってくれます。しかし、それはシーツが清潔であることが前提の話。
シーツの洗濯を怠り、汚れが溜まったままつけっぱなしにすれば、付着した皮脂や角質汚れが蓄積。それをエサとするダニが繁殖し、不衛生な環境になります。
マットレスがダニや雑菌に汚染されることのないよう、シーツは1週間に1回のペースで洗うのが望ましいです。
NGその3.裏返さずに同じ面を使う
表裏の両面使えるマットレスは意外と多く、定期的に向きを変えると長持ちします。
しかし逆に、同じ向きばかり使っていると劣化がしやすいです。体重による負荷を分散できないため、マットレスのへたりやへこみにつながります。
マットレスを長く愛用するためにも、1〜3ヶ月を目安に向きを変えて、表と裏をローテーションしましょう。
マットレスの使い方・お手入れ方法を見直そう
正しい使用方法、こまめなお手入れを意識するだけで、マットレスの寿命は伸ばせます。適切な使い方をすると、マットレスの使い心地(寝心地)もさらによくなりますよ。ぜひふだんの使い方を見直してみてください。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア