磯フカセ釣りで45cm頭にオナガクロ連打に大興奮【大分】エギングでも大型アオリをゲット
寒グレシーズン本番を迎え、フカセ釣り師にとって待ちに待った時期が到来。この日は大分・深島のモッコクで釣行し、45cmのオナガクロを筆頭に連続ヒットに大興奮!さらに、エギングでは良型アオリイカも登場。寒さに負けず挑んだ釣行の詳細をお届けします。
深島の沖磯でフカセ釣り
2025年2月9日(日) いよいよ寒が入り、フカセ釣り師にとって心が躍る時期になりました。この日はフカシマ丸さんにお世話になり、深島のモッコクという磯に渡りました。こちらの磯は初めて訪れる場所です。
2人で瀬上がりしましたが、潮が引くとさらに広さが増し、足場も良い場所でした。モッコクの左前には、小さな瀬があり、そちらは「モッコクのちょん」と呼ばれています。以前、爆釣を経験したこともあり、期待が高まりました。
開始早々オジサンをゲット
寒さが厳しく、手がなかなか動かない状況。そのため、まずはロックフィッシュからスタートして、体を温めることにしました。
(寒くて手がいうことをきかないときでも、大きな針なら結べます 笑)
1投目からヒット!5m先ほどで、ハリスが瀬をこする感触が伝わってきます。
ちょうど沈み瀬周りだったため、慎重に取り込みます。
魚は右へ左へとフルパワーで走り回りました。やっとの思いで海面に姿を現したのは、レッドカラーの特大「おじさん」。ヒメジ科の魚で、顔にヒゲがあることから「おじさん」というユニークな名前が付けられています。
サイズは40cmを超えており、なかなかの良型でした。
一方、藤本さんはエギングで驚くほどの良型アオリイカを2杯も釣り上げていました。釣りたてのイカの模様は本当に美しく、感動しました。
フカセ釣りの準備
ある程度、手の感覚が戻ったところで、フカセ釣りに切り替えました。いつも愛用しているアイテムで餌作りをします。
オキアミ3角に、つり万の「グレナビ」3袋、「プレミアムレッドグレ」1袋を混ぜました。朝から夕方まで、これで十分楽しめます。
ウキは釣研から3月に発売予定の「フロートマスター技流」Mサイズ、浮力は0を選択しました。
製品のスペックは以下の通り。
フカセ釣りで尾長グレを手中
湧グレが見える正面に仕掛けを投げると、しばらくして鋭い突っ込みが!残念ながら、チモト切れでバラシてしまいました(涙)。
お隣の藤本さんは、竿を大きく曲げ、良型と一目で分かる魚と大奮闘していました。浮かせてタモ入れすると、立派な尾長42cmが姿を現しました。素晴らしい釣果です!
45cmの尾長グレを追加
まさに、気持ちが高ぶる「オナガ潮」が到来しました。続けて私にもチャンスがやってきました。オナガ特有の力強い走りに対して、ラインを出しすぎず、竿の弾力を活かして耐えます。
やっとの思いでヒラを打ったオナガを、藤本さんが颯爽とタモですくってくれました。やりました!
喜びを実感しつつも、この好機を逃すまいと、再び仕掛けを投入しました。今度は40cm後半はありそうなオナガを確認しました。
姿は見えたものの、強烈なパワーでなかなか浮かせることができません。何度もアタックを受けた末、最後は痛恨のチモト切れ……!
しかし、やりとりが上手な藤本さんは、同じタイミングで見事な45cmの尾長を釣り上げました。
釣った魚は刺身と肝ポン酢で頂く
その後、潮が変化し、二人でまん丸と肥えた口太グレ釣りを堪能しました。全体的に、仕掛けを入れすぎるとクロは食わず、浅いタナで食い上がってくるクロを狙うパターンが効果的でした。
自宅では、釣ったクロを刺身と肝ポン酢でいただきました。
寒グレシーズンならではの醍醐味を味わい、とても美味しくいただきました!
<藤本みどり/TSURINEWSライター>